ハルジオンのこと
春は花の季節です。 めずらしいものやそうでないもの、いろんな花が競うように咲きます。 日本では桜、とりわけソメイヨシノが春の花の代表ですが、雑草や野草の花も捨てたものではありません。
写真の花はハルジオンという野草です。 4月~5月のころ、道端のあちこちに咲いています。 高さは数十センチで、花の大きさは硬貨くらいです。 白い花ですが、ピンク色のものもよく見かけます。(実は真ん中の黄色い部分の細かい一つ一つが花だそうです)
ロゼットを作って茎を伸ばして白いきれいな花をつけます。 花が開く前は下を向いているのですが、花が咲くと上向きになります。 ロゼットとはタンポポに代表されるように、あの180度に広がる葉の様子を言います。 ノゲシやセイタカアワダチソウもロゼットの植物です。
ハルジオンは「春紫苑」と書きます。 春に咲く紫苑(シオン)ということで、紫苑は夏の花ですがこれはこの時期にコンクリートの隙間から出ていることさえある生命力のある野草、もともとは北アメリカ原産の外来種です。
そういえば昔の瀬音の釣り仲間にSionさんという素敵な方がいらっしゃいました。 まだ釣りをしているのかなあ。。。
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