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2007年5月27日 (日)

ムクドリとトカゲのこと

02_18 公園を散歩しているとムクドリがたくさんいました。 スズメ、ハト、カラスに次いでムクドリが人に馴れているような気がします。 特に自然の場所のムクドリよりも公園のムクドリは人間との間合いが近いようです。 3mまで大丈夫でした。 地面に落ちた木の実をつまんでいるようです。

03_6 ムクドリがなにかを咥えました。 サクラの実です。 美味しくはないのになあと思うのですが、ムクドリには貴重な食料なのでしょうか。 もっとも公園にはたくさんの実が落ちていてそれを求めて集まってくるのでしょう。

ハトにソメイヨシノの実を取って与えてみましたが食べませんでした。 スズメも食べませんでした。 でもムクドリはサクラの実を食べています。 どのサクラの実かはわからないので選んでいるのかもしれませんが、結構なんでも食べるのかもしれません。

01_42 こんなトカゲは野鳥にとってはご馳走なんでしょう。 都会でトカゲを見ることはまれですが、ちゃんといるんですね。 ケヤキの株立ちの隙間に入っていてとても臆病な気配でした。 ケヤキの樹皮に似せてカムフラージュしていますがなかなかうまいものですね。 ここにいるといっても簡単には見つからないでしょう。

生き物がたくさんいるということはとてもうれしいことです。 都会の公園ももっとこういう生き物が増えるといいですね。 それには護岸の川を多自然型工法で生き物が繁殖できるように変えていくことが必要ですが、野川の成功を学ぶところがないのが情けないです。

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2007年5月26日 (土)

ドクダミ咲いたのこと

01_40 暑い一日でした。 風が吹いているうちはよかったものの、止まってからは汗が出てきました。 庭の草刈りをしました。 ドクダミが白い花をいくつもつけていました。 例年より若干早いかもしれません。 梅雨に入る直前くらいだったような気がします。

ドクダミは毒の名前からなんとなく嫌われそうです。  匂いも強くて、馴れないとやっぱりいやな草という印象を与えるのでしょう。 地を這うように広がるのですが、30cm程度にはなります。 日陰でじめじめしたところに多く生えていますが、明るいところでぐんぐん伸びるものもあります。

実は薬草なんですよね。 ドクダミ茶もポピュラーですが、いろんな飲み物にも入っているようです。 葉っぱはテンプラにして食べられるそうですが・・・。

01_41 もう一種類きれいな花が咲いていました。 ムラサキカタバミです。 以前にお話したカタバミにくらべて葉がちょっと大きめです。 花はピンクと紫の中間くらいでとてもきれいですが、実はこいつが曲者で、農家の人はこれを嫌うそうです。 生命力が強く、いったん繁殖を始めると耕そうが掘り返そうがいっそう増殖するのです。 なんか庭もやばいかななんて思いますが、実際にはそんなに繁殖したことはないです。

そろそろ6月の花が咲き始めましたね。 渓に行きたくなってきました。(釣り人)

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2007年5月20日 (日)

ヤブヘビイチゴのこと

そうだ。 今日野川を歩いていたとき、2m近くあるシマヘビが川を泳いでいました。 残念ながら撮影しそこないましたが、ヘビが泳ぎ着いたあたりを見に行ったら、草陰にヤブヘビイチゴがありました。

01_38 ちょっと実の光沢が足りないのでヘビイチゴかもと思いましたが、大きさは2cm以上ありました。 ヘビイチゴはこれだけ大きくならないので、ヤブヘビイチゴでしょう。

しかしヘビを追って藪で見つかるなんて名前のとおりですね。 問題のヘビはもちろん見つかりませんでした。 私も決して好きではないですが、人間が嫌がる以上にヘビは人間を天敵だと見ているに違いありません。

02_17 草陰にもうひとつありました。 こちらは1.5cmほどの小ぶりでしたが、実の粒々の下地に光沢が見て取れます。 でもいまだにちょっと自信がありません。 本当にヤブヘビイチゴなんだろうかって、自分でも疑心暗鬼です。 正確に同定してくれる方がいるとうれしいのですが。

もともとヘビイチゴは美味しくないところから、蛇が食べるものと想像されてこの名がついたそうです。

01_39 実といえば帰り道にたわわに実った梅の実がありました。 このまま梅干が漬けられそうです。 この樹の周りにはしばしば野鳥が飛んできているのですが、食べられていないところを見ると、鳥もウメは酸っぱくて好まないのでしょうか? それともウメの実が熟すのはおおよそ梅雨時期ですから、彼らも旬を待っているのでしょうか。

もうすぐ入梅です。 雨が降ると外出が億劫になります。 今年はまとまった雨が降りそうですね。

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おんなじハトがいたのこと

動物や鳥の帰巣本能とかテリトリーについてはテレビのドキュメンタリーでよく見ることがありますが、今日は先週と同じハトが同じ場所に来ていたのを見つけました。

02_16 最初の写真は先週のブログでご紹介した写真と同じ時に撮ったものです。 カルガモとドバトとお互いに気にすることもなく川辺にいましたが、このハトの模様が特徴があって印象に残っていたのです。

今日、午後から時間が空いたので・・・というか昼まで眠ってた(笑)・・・成城学園前まで行ってそこから国分寺崖線あたりを散歩して野川に下りました。 そのときにある橋のたもとでカワセミが決して早くはない飛翔をしているのを見つけて、あのカワセミかと思い行き先を追おうとしたときにこのハトがまた現れたのです。

01_36 警戒心もなくこっちに近寄ってきます。 馴れているのか、なにかをもらえるとでも思っているのか、でもその顔は確かに先週のハトでした。 伝書鳩は1000km以上の距離でも戻ってくるといわれますが、普通の野バトはどれくらいの行動範囲なんでしょうね。 もっともハトもカラスもスズメも人間の営みに近いところで生きる鳥ですから、長距離を移動する必要はないかもしれません。

01_37 今日は暑い日でした。 25度くらいあったでしょう。 しばらくするとまたムクドリが水辺に下りてきました。 石の陰でしばらく水をはねていましたが、そのうち顔を出してくれました。 ムクドリも人間の生活に近い野鳥ですから、いつでも見ることが出来ます。

野川も暑くなるとこどもたちが水に入って遊ぶ姿が増えてきます。 土手に自転車を放り投げて遊んでいるのですが、靴を脱いだ場所が遠くなったりして、戻るのに苦労するのを見てちょっとほほえましい気持ちがしました。 川で遊ぶ子供たちを見ていると、まだまだ捨てたもんじゃないぞって思います。

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めずらしい駐車違反のこと

01_34 散歩中にめずらしい駐車違反に出くわしました。 なんと路上にプレジャーボートが駐車しています。

もっとも場所は世田谷区成城、こういうものを見かけても決して不思議ではない街ですが、海辺ではともかく住宅街で見るとちょっと驚きます。 成城を散歩して感じたのはあるところにはお金ってあるんだなあってことでしょうか。 このボートのあった近所の瀟洒な邸宅からお洒落な帽子を被った美しい女性がポルシェカレラに乗って出てきたかと思うと、後ろから旦那と思しき男性がカイエン(ポルシェ)に乗って、「じゃあちょっと出かけてくる」 と言って出て行きました。  なんか映画のシーンのようでした。

また、商店街の外れの店に最新型のフェラーリを乗り付け買い物をする人がいたり、邸宅の駐車場はまるで箱根あたりの博物館みたいなところがあるかと思うと、数億円はくだらない邸宅の駐車場に20年も乗っているかのような国産大衆車があったりして、本当に豊かなのはどっちだろうなんて思ったりもします。 人それぞれの価値観があるのがやっぱりいいなと思いますね。

ハリウッドの名優たちがこぞって今所有しているのがプリウスだそうです。 ランボルギーニやフェラーリを乗り回していた人たちも、多くの人がプリウスを買っているのだそうです。 そういう価値観の変化を先取りしないといけないんだろうな・・・自動車メーカーは大変だなって、そんなことまで考えてしまいました。

01_35 あ、ウチの車のタイヤ、まだスタッドレスだ・・・もう5年も履いているので、タイヤ屋さんに「さすがにこれは今度の冬はもう危ないですよ」と言われてしまいました。 このタイヤはこのまま秋まで履きつぶそうかな。 それで冬が来る前に新しいスタッドレスに換えるのがよさそう。  趣味で早春から山に入るので、スタッドレスは必需品なのです。 出費だなあ。 貯めて置かなくちゃ。。。

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2007年5月17日 (木)

虫さんのこと

今日は虫です。 きらいな人は見ないでください・・・て、もう見てしまいましたか。

01_32 1枚目はアメンボです。 ボクが子供の頃は小川や水を張った田んぼにはどこにでもいたものですが、そういう場所がほんとになくなったんだなって、このアメンボを見たときは思いました。 しかし表面張力でよく浮いていられるものですね。 もっとも洗剤が入ると表面張力が効かなくなって沈んでしまうようですが・・・そういういたずらはしませんよ。

アメンボはカメムシの仲間です。 カメムシといえば、臭いので有名。 でもこのアメンボは小動物の体液をその尖った口(突き出ています)で吸うんです。 この写真は親子ではありません。 実は交尾しているのです。(これからするのかな?)

01_33 いっぽうもう1枚はテントウムシです。 ナミテントウといいますが、ボクらが子供の頃はフタホシと呼びました。 とはいうものの4つ丸い模様があるものもいたりしましたが、一応ナナホシテントウとは区別していました。 鳥さんはテントウムシが好きではありません。 というのもテントウムシは危険が迫ると体液を出しそれが臭いからです。

そういえば昔テントウ虫という車がありました。 覚えている方はおそらく50代前後でしょう。 スバル360です。 ボクの実家はマツダのキャロルでしたが、当時一番多かったのがテントウ虫ことスバル360でした。 その後ホンダのN360とかホンダZやライフが売れた時期がありましたが、スバル360はまさにテントウ虫と呼ぶべきスタイルでした。 元はといえばフォルクスワーゲンのビートルをそのままカブトムシと読んだのに呼応して付いたのだろうと思いますが、動くのがあったら乗ってみたいですね。

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2007年5月14日 (月)

アマゴくんとイワナくんのこと

01_30 渓流の魚の中でも王様と女王様がいるとすると、ヤマメ(アマゴ)が女王様でイワナが王様にあたるでしょうか。 まあ王様というのはちょっとヘンなので、渓流の主というほうが良いかもしれませんね。

最初の写真はアマゴの上半身?のアップです。 ヤマメとアマゴの違いは体側の朱点にあるのですが、アマゴの朱点はとてもきれいです。 鮭の稚魚を見たことがある人は、似ているなと思われたかもしれませんが、サケマスの稚魚はどれも良く似て、パーマークという楕円形の黒い模様がついています。 (カラフトマスを除く)

02_14 では女王様の下半身をご覧ください。 尾びれの上下が朱色になっているのがきれいですが、ハラビレの反対側背びれの後ろにちっちゃいヒレが出てますね。 これをアブラビレといいます。 サケマス類についている(たぶん)なんの役にも立たないヒレですが、これがあることが渓流魚の身分証明ともいえます。 もっともシシャモやワカサギにもあるのですが、彼らも渓流魚の親戚ということでご理解ください。  瀬音の森の源流部会ではこのアブラビレを少しだけ採取しDNA鑑定をして、あちこちの沢のイワナの起源を探っています。

02_15 今度はイワナの顔です。 これはメスのイワナかな? オスは顔つきが精悍で口先が尖っている傾向があります。 わずかに朱斑がありますが、これはニッコウイワナです。  なんとなくアマゴに比べるとドン臭いというか、おっとりした感じがします。 毛鉤釣りをしているとやはり岩魚のほうがおっとりと出てきます。

01_31 これは今年日川で出たイワナです。 やっぱりメスでしょうか。 良く見ていただくとイワナにもうっすらとパーマークがあるのがおわかりになると思います。 実はイワナは地方によって紋様がかなり異なります。  瀬音の森のメンバーはそれを調べようというのです。 昔、関東平野が海の底だったころ、周囲の川とを行き来するうちに、地殻変動で陸封されてしまったイワナの起源を探るのは、日本人のルーツを探るのに似たロマンがあります。

Photo 瀬音の森の起源となったニフティサーブの会議室で伊豆半島衝突説によりアマゴとヤマメの生息域が東西に分かれたのではないかという議論がありました。 実際に小田原・熱海あたりは朱点のないヤマメに1~2割アマゴが混じり、反対の西側の伊豆半島の河川ではアマゴの率が上がり、駿河湾に注ぐ富士川などでは完全にアマゴになるという実績もありました。 こうなると百万年~億年の話になってしまいますが、そういうことを大のおとなが真剣になって探るのもまたロマンだという気がします。

魚釣りをしているとそんなことまで考えてしまうのですが、それもまた楽しいものです。

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2007年5月13日 (日)

鳥さんがいっぱいのこと

カワセミとハクセキレイはすでに紹介しましたが、そのほかにも今日はたくさんの水鳥たちが野川にはいました。

Photo_9 最初はハトとカルガモです。 接近してもお互いにまったく気にしていないようです。 ドバトにもいろんな色がありますが、後ろのドバトの色は独特でなかなか良かったです。 カルガモに餌付けをしている人もいて、それを知ってかカルガモは人に馴れている様子でした。

Photo_10 カルガモも子育ての季節です。 このカルガモはおそらくオスだろうと思いますが、4羽のオチビちゃんを引き連れて岸辺を散歩するように行ったりきたりしていました。 カルガモの子供って黄色でとっても鮮やかで、親鳥から離れることなく距離にして1m以内でどこまでもくっついていく姿はなんとも愛らしいものです。

01_28 少し上流でじっと水面を見つめているカワウがいました。 どうも最近のカワウの異常繁殖が脳裏を走って、野川の小さな魚を食べ漁ってしまうのではないかと不安を感じましたが、カワウはもっと大きな川の岸辺に多いので、こんな小さな場所は魅力的じゃないといいのですが。 しかし、大きな魚は平然としていて、カワウの少し向こう側を数kgはあろうかという錦鯉がゆったりと泳いでいます。

01_29 最後はコサギのつがいです。 しばらく離れていましたが、向こう側がオスなのでしょう。 時折羽ばたいて、手前のメスの気を引こうとしているようでした。 ところがメスのほうは知らん顔を決め込んでいます。 そうしているうちオスのほうがついに痺れを切らせて近づいてきました。

02_13 歩き方が抜き足差し足で、午前様になってしまったオヤジさんが帰宅するときのイメージ・・・そんな寄りかたで近くまで来ます。 1歩、そしてまた1歩・・・人間が上から何人も見ているのに恥ずかしくないのでしょうか? まあ鳥ですから・・・でも見ていてなんか哀愁のある姿でしたし、オヤジ仲間として(但しこのコサギがどれくらい老いているのかは知りません)、もっとしっかりせんかい!と声を掛けたくなるような。

03_5 そしてそばで少し羽ばたいて水をはねたかと思うと、1~2mほどの間合いを取ったまま、こっちも知らん顔だい!とでもいいたげに違う方向に向いてじっとしてしまいました。

あ~あ、こういう情けないやつっているよなあ・・・なんて。 男はもっとしっかりせんといかんぞ!

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ハマダイコンとアカツメクサのこと

GWの野川ではカワガキに出会いましたが、たった1週間ほどで野草がかなり代わってしまいました。

01_25 先週は川岸に所せましとセイヨウカラシナ(菜の花)が咲き乱れていましたが、今週はほとんどが豆?になってしまっていて、花の量からすると先週の2割程度になってしまっていたのです。 セイヨウカラシナは小松菜の花に似ています。 食用にはなってもあまり美味しくはないそうですが、おひたしにすればなんとなかると聞きました。

02_11 セイヨウカラシナに代わって土手にたくさん咲いていたのはハマダイコンの花でした。 ハマダイコンは大根が野生化したものといわれています。 本来は海岸に多いそうですが、野川の土手では菜の花を凌駕するほど咲いていました。 根性大根というのもありましたので、もともと大根は生命力の強い植物なんでしょうね。

01_26 ハマダイコンの花は4枚の花びらで、真っ白いものがあったり、少し青紫がかったものがあったりと、個体差があるようです。 根は大根とは違って細くて情けないものですが、面白いのは本当かうそか、肥料を与えて栽培すると大根になるらしいのです。 だれかやってみた人はいないでしょうかねえ。

01_27 もうひとつ今週目立ったのがアカツメクサです。 ハルジオンに迫る勢いで増えていました。 シロツメクサとどこが違うのだろう・・・って色が違いますが、どちらも江戸~明治にヨーロッパから来たもので、興味深いのはガラス細工のパッキングの材料として荷物の隙間に詰められていたのがシロツメクサで、そこからツメクサという名前になったようです。

02_12 アカツメクサが入ってきたのはシロツメクサよりも少し後で、そのせいかどうかは知りませんが、花の咲く時期もアカツメクサは1ヶ月ほど遅いのです。 またアカツメクサには白い個体もあって、下の写真は白ではないのですが、かなり色が薄いアカツメクサでした。

同じ場所を定期的に観察するのも面白いですね。 あと1~2週間たったらこんどはどんな風になっているんだろうって、楽しみです。

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カワセミとハクセキレイのこと

午後からお天気が良くなったので野川に出かけました。

01_22 重い望遠レンズと三脚を抱えて右往左往するカメラマンたちのレンズの先にカワセミがいました。 私から10mほどのところです。 とりあえずシャッターをパシャパシャ押してみました。 右を向いたり左を見たり、上を向いたり下を向いたりなかなか忙しい動きでしたが、なんとかカワセミらしい横向き?が何枚か撮れました。 都内にはカワセミが営巣している場所が何箇所もありますが、どこへ行っても一番人気です。

02_9 こんどはカワセミの背後にまわって撮りましたが、逆光でこりゃいかん。 野川には大きな鯉やゲンゴロウブナが多いですが、オイカワなどの比較的小さめな魚もたくさんいます。 カワセミも餌も豊富にあるのでしょう。 警戒心もさほど強くなく、しばらくの間枝に留まって羽の下をつついてみたり、きょろきょろしたりしていました。

01_23 面白いのは撮影をしている人々のほうです。 カワセミが移動すると追いかけていきます。 そして川を挟んでV時方向に二手に分かれて撮影しています。 正面から撮るひとがいないのはアングルのせいでしょうか? それとも正面に行ったら逃げる? でもカワセミは向きを変えますから、どっちでも良いような気もします。

01_24 私はそのまま少し移動して、今度はハクセキレイを見つけました。 昨日は日川でキセキレイと遊んだのですが、今日はハクセキレイをしばらく観察させてもらいました。 動きはキセキレイとほとんど同じ、ピョンピョンはねるように飛んで移動していきます。 落ち着きのなさも似たようなものですが、キセキレイのほうが少し速いかもしれません。

02_10 セキレイの仲間には、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、など何種類かありますが、ハクセキレイが川の下流、セグロが中流、キセキレイが上流という気がします。 ハクセキレイといっても背中は灰色ですが、セグロセキレイに対して付いた名前なのでしょうか。

野鳥ってそれぞれ瞬間の動きに表情があって、見ていて飽きないですね。

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2007年5月12日 (土)

渓流のスミレのこと

01_21 渓流に釣りに行くと季節ごとにいろいろな動植物を見られます。 春先のタラノメやふきのとうなどの山菜もいいですが、この時期にもきれいな花をつけた草木がたくさんあります。 草花を同定するにはあまりに知識が不足しているのですが、それでもこうして撮影しては、帰ってから図鑑やガイドブックをめくり調べていくと少しずついろんなことがわかってきます。

02_8 沢の流れが滝になった脇の岩にきれいな花を見つけました。 スミレでしょうか(自信ない)。 スミレには数多くの種類があるので私にはあまりよくわかりませんが、5月の時期の渓にはいろいろなスミレが咲いています。 スミレ、ヒメスミレ、タチツボスミレ、ニョイスミレ、アケボノスミレなどなど・・・園芸種まで入れるとさらに訳がわかりません。

03_4 3枚目の写真はたぶんタチツボスミレだと思いますがこれも自信はありません。 流れのそばのネコヤナギやヤシャブシが生えている下にありました。花の大きさは2~3cm程度でしょうか。 園芸で見るスミレと違って野に生えるスミレは強い生命力を感じさせます。 花が落ちるとただの草にしか見えないでしょうし、それでもまた新しい春が来ると蘇るようにきれいな花をつけるのですから。

Photo_8 最後の写真はスミレではないのですが、なまえがわかりません。 葉っぱからするとバラ科のようで、それもイチゴっぽい気がするので、クサイチゴかもしれないとは思ったのですが、さて・・・どうでしょう。 もしわかる方がいらっしゃったら教えていただけるとうれしいです。

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キセキレイのこと

野鳥の撮影は難しいです。 渓流釣りに行ってキセキレイを観察しました。

01_18 キセキレイはこんな流れの近くでよく見かけます。 尻尾をぴょんぴょん跳ねながら動く姿はとてもかわいらしいのですが、近づくとパタパタと飛んでいってしまいます。 でもキセキレイは水辺が行動領域ですので、しばらくするとまた戻ってきます。

02_6 2枚目の写真は道路わき・・・といっても沢のすぐそばですが、ちょっと首をかしげながらこっちに向かってくる姿です。 お腹が黄色いのはキセキレイの特徴です。 とりわけオスはお腹全体が黄色です。 そしてこのキセキレイは喉周りも黒いので間違いなくオスでしょう。 こっちが動かなければ少しずつ近寄ってきます。

03_2 とにかく常にチョコチョコ動くのできれいな絵は撮れませんでした。 時刻も17時ころでしたので、明るさが不足してシャッター速度が60分の1秒前後になり、動くキセキレイはどうしてもブレてしまいます。  でもだんだんこっちに近づいてきます。 もう少し近くに来てくれたら良いのにな・・・と思っていたら、4~5mくらいまで寄って来ました。

04 と、その途端向きを変えて左のほうへ走り出しました。 最後の1枚は必死で撮影したのですが、やっぱりブレてますね(~_~;)。

さて、キセキレイという鳥は日本全国にいるのですが、秋になると西日本や九州・沖縄へ南下し、春になるとまた東日本~北日本へ戻ってくる渡り鳥です。 そのため私がしばしば行く渓流では夏にしか見られません。

4月になると繁殖期にはいり、オスは縄張りを作ります。 チチチチと鳴きながらメスを呼ぶわけですが、テリトリー志向性が強いので一度去ってもまたその場所に戻ってくるんですね。 じっくり観察しているとほんとに可愛いですよ。

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高層ビルのスズメのこと

西新宿には高層ビルがいくつあるでしょうか? ほぼ建てられた順番にあげてみると;

1971年 京王プラザホテル(本館)  179m 47階

1974年 新宿住友ビル  210m  52階  /  三井ビル  223m  55階  /  KDDIビル(旧KDD)  164m  32階

1976年 損保ジャパン本社ビル(旧:安田火災ビル)  200m  43階

1978年  新宿野村ビル  209m  50階

1979年  新宿センタービル  222m  54階

1980年  京王プラザホテル(南館)  138m  35階  / センチュリーハイアット東京  117m 28階  /  新宿第一生命ビル 117m 26階

1982年  新宿NSビル  133m  30階

1985年  ヒルトン東京  130m  38階

1986年  新宿グリーンタワー  109m  29階

1989年  工学院大学  133m  28階  /  新宿エルタワー  124m  31階

1990年  新宿モノリスビル  123m  30階

1991年  新宿都庁第一庁舎   243m  48階  /  都庁第二庁舎  163m  34階

1992年  エステック情報ビル  123m  27階

1994年  新宿パークタワー  235m  52階   /  新宿スクエアタワー  123m  31階

1995年  新宿アイランドタワー  189m  44階

1999年  西新宿三井ビル  111m  27階

2002年  日土地西新宿ビル  110m  23階

2003年  新宿オークタワー 183m  38階

2005年  シティタワー新宿新都心  130m  37階  (住居)

2006年  N.Y.T. アトラスタワー西新宿   105m 28階 (住居) /  プロスペクト・アクス・ザ・タワー新宿  104m  32階 (住居)

基準は100m以上としましたが、甲州街道より北側の西新宿地区(旧淀橋浄水場付近)にはなんと、70年代に7本、 '80年代には8本、 '90年代が8本、そして2000年以降は5本の計28本の高層ビルがありました。 ところがそのビルに住んでいる(働いている)のは人間のみならず・・・・

01_17 センタービル('79年完成)の2階あたりの外壁パネルの隙間にスズメが営巣しているのです。 頭の上からチュンチュンと鳴く声、姿はなし・・・しばらく不思議でなりませんでした。

じっとしてみていると、尾羽が出ています。 スズメです。

02_5 そのうちこっち(外側)に頭を出しました。 とんでもないところに営巣しているものです。 でもね、実はとてもうれしかったのですよ。 これを見つけてから毎日通りがかりに観察していますが、だんだん増えてきています。 ビル管理会社に追い出されなければいいのですが。

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かぜつよいのこと

なんだか謎の中国人みたいなタイトルですね。 まあ、いっか。

今日(10日金曜)はとても風が強かったです。 台風に近いものがありました。 西新宿はビル風も相まって体感的には30m近い風が吹いていました。 前に進めないのです。 体を前傾30度くらいにしてなんとかバランスをとって立ち止まり、風が弱まると歩きました。

01_15 木々の若葉も飛んできました。 まだ若葉なのでしっかりと枝についていないのでしょう。ケヤキの葉、フウの葉、最近植えられたメタセコイアの葉も小枝のまま飛んできました。

昼休みに近くの保育園の先生が幼児をベビーカーに乗せてお散歩をしていました。 昼にはもう風は弱まっていましたが、ちょうどビルの切れ目に差し掛かるとすごい風が吹いてきました。 そのとき先生は風上にまわり、子供を風下にして守っていました。 なんだかとても感動しました。 それがごく自然に、母親が子供を守るように風の強まりとともにくるっと向きを変えるのです。 まだ若い先生でしたが、親御さんからの信頼がある方でしょう。

01_16 夜になっても風は収まりませんでした。 高層ビルの窓明かりを、ブラシかはたきをかけるように右に左に梢が揺れていました。 今日の東京の最大瞬間風速は26mを記録したそうです。 朝は地下鉄の東西線と千代田線が止まっていました。 そのため連絡している私の通勤の小田急がまたまた遅れました。

小田急の遅延は最近2、3日に1度くらいになっています。 困ったものです。 だいたい定刻に自宅最寄り駅を出発するのですが、代々木上原に付いた時点で5分~15分の遅れになるのです。 考えてみると複々線にしたものの、各駅停車の運転間隔はラッシュ時7分、アイドル時8~10分ですから、20年前と変わっていません。

高速道路も同じですが、複々線とか複数車線とかは全部を改善しないとほとんど効果はないようです。 かつて小田急も半分開通したら3分、全通したら7分の改善とうたっていましたが、どうなることやら。 到達時間は電車の本数の少ないときの時間ですから、運転間隔が改善されないとほとんど意味がないような気がします。

やっぱり東京の真ん中よりも、自然の真ん中のほうがいいなあ。 今日(日付変わった)から週末です(^^♪。

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2007年5月11日 (金)

ケヤキかれたかも・・・のこと

Photo_7 写真は会社のあるビルの中庭に植えられた4本のケヤキのうちの2本です。 春になってなぜか左のケヤキだけが芽生えませんでした。 コンクリートに固められた足元で水が足りなくなってしまったのか、それとも毎年年末年始に枝に電飾をはりめぐらされたせいなのか、ただこの1本だけが葉をつけないのです。

毎朝、そばを通るたびに心配で観察していました。 そうしたら少しだけ葉が出てきました。少しほっとしましたが、まだ安心は出来ません。 他のケヤキはもう青々と葉を茂らせています。

樹齢を想像するに30年~40年程度の樹だと思います。 足元を鉄の格子で固められて、環境的にはあまりにも厳しいものがあります。

人々は都会の真ん中で緑を求めて植栽を作りますが、なかなか樹のことを考えて植えられているものはありません。 冬の間に枝という枝を刈られてしまう多くの並木たちを見ても、都心の大きなケヤキを見ても、もう少しいい方法があるんじゃないかといつも考えます。

がんばれ、けやき。

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2007年5月 9日 (水)

カメラ(デジカメ)のこと

デジカメは出始めのころから何台か買いました。 35万画素時代から、数台買いました。 というのも渓流釣りがおもな趣味なので、毎年川の中にポチャンと落としてしまいその度に買い換えるハメに陥っていたわけです。 そんなこともあって200万画素が出たころからはもう買い換える気も起きなくなって、写真はほとんど撮らなくなりました。

Pentaxw10 しかしある時知人友人の何人かが防水のデジカメを持っていることを知りました。 「おお、そんな優れものがあるのか」と感心して買い求めたのが写真のデジカメ PENTAX W10でした。(Webサイトのmurauchiで特売23k円でした)

今では後継機のW20も終わり、W30の時代になっていますが、機能はW10の前身だったWP(WPi)からたいして進化していないようです。 HOYAとの合併問題などがあり、PENTAXも動きがわからない時代が続いていましたので、画期的な新商品は出ていない気がします。 経営がきちんと安定すれば、素晴らしい製品を生み出すことと思います。

とはいうもののこのW10は優れたコンパクトデジカメだと思います。 さすが老舗カメラメーカーの製品だけあって、発色もよく、レンズが出ないということが信じられないような絵が撮れます。 防水についてはまったく問題なく、水中に何度も浸けましたが一度も問題はありません。

R6 しかし38mm~114mm換算というズームには広角面で不満がありました。 また某「野遊び焚き火」さんに感化されて、樹木に飽き足らず、草花のマクロ撮影をするようになり、果てには野鳥まで・・・そんなときに知ったのが、RICOHのR6でした。(ビックカメラ新宿西口で37k円+10%ポイント)

28mm~200mmのズームにテレマクロ機能まで付いていましたので、そこでNIKONの一眼レフD40にするかどうかでずいぶんと迷いましたが、結局ポケットに入るという単純な理由と、レンズ地獄にハマると大変だという不安をぬぐえず、結果的にR6を買ってしまいました。 実際に使ってみると、このカメラは純粋な色合いというか、何も強調しない素直できっちりとした絵を写します。 またマクロ性能は前身のR5のほうが良いようですが、手振れ防止のCCDのおかげで失敗率が低い点がそれをカバーするだろうと思います。

この2台のコンパクトデジカメをTPOに応じて使い分けています。 このBlogの写真もこのどちらかで撮影しています。 いつかは一眼レフをとは思いますが、山に野に川に入っていくのにもかさばらないし、自分の腕を考えたらこの2台はベストチョイスだったと思っています。

ということで、今日はデジカメの話でした。

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2007年5月 6日 (日)

グローバルなオニタビラコのこと

さすがに世界中どこに行ってもあるなんて植物はなかなかないだろうと思っていたら、これがあるんですね。 もちろん熱帯のジャングルや極地は別ですが、温帯の多くの国にあるらしい野草がオニタビラコのようです。

01_14 花だけを見るとニガナ(ハナニガナ)やジシバリにそっくりです。 ただしこのオニタビラコはすごい生命力と繁殖力があるようで、いつの間にか庭に何十本も咲いていました。 アスファルトやコンクリートの切れ目でも大丈夫です。 ちょっと気をつけてわずかな空き地のあるところを見てみると、5月~夏には必ず目に入ってきます。

03_1 高さは数十cm~高いのだと1mになることもあります。 たんぽぽと同じロゼットを形成していますが、このヒョロっとした茎を折ってもまた立ち上がって花を咲かせるのです。 まるでゾンビのようですね。

海外でもあちこちで見かけるらしいのですが、Youngia Japonica という学名を知って考えてしまいました。 世界に進出する日本の象徴?というか、なんでジャポニカなの?という感想です。  もっとも同じ仲間のタビラコ(コオニタビラコ)は茎を伸ばしませんが、こちらは別名をホトケノザと呼び春の七草のひとつに数えられています。 そういう意味合いでジャポニカなのかなあ・・・

しかしながら風媒花なのでどうやって広がったのかは想像の領域を超えていますが、折れても再生するなんて野草のターミネーターみたいですね。

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シャガのこと

01_13 ユリかアヤメか、花はユリっぽいが、葉はアヤメっぽい植物を谷合で見つけました。 花の直径は5cmくらい。 調べてみるとシャガというアヤメ科の植物でした。

シャガは中国から渡来した花で、杉林や竹林の林床に群生します。 私が見つけたのは谷合の斜面でした。 やはり畳1畳分くらいの広さで群生していました。

学名は Iris Japonica といいます。 アヤメ=Iris(アイリス)はギリシャ語で「虹」という意味だそうです。 中国から来たのにJaponicaと付いているのにはちょっと首を傾げますが、暗い谷合を明るくするようなきれいな花を咲かせます。

02_4 どうもこの花は1日しか咲かないという話もあります。 だとすると貴重なタイミングで出合った訳ですが、どうなんでしょうか? また普通は球根や種子で子孫を残すのですが、このシャガは三倍体* であるため、一般的な繁殖は出来ず、地下茎で広がっていきます。 それが群生する理由でしょう。 また三倍体であるということは、人間が移動させて広がったと考えられます。 撮影場所は比較的人里に近い場所でした。

不思議な植物だったんだと知って、なんだか自然と人との係わりの接点を見たような気がしました。

*三倍体・・・染色体が基本数の3倍からなります。 四倍体と二倍体(通常)を掛け合わせることで生まれ、有性生殖では子孫を残せません。 種無しスイカやその他の園芸植物には多く存在します。 またニジマスなどにも3倍体のものがあり、体も通常20~40cmのところが1mにもなったりするようですが、彼らも子孫は残せません。

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2007年5月 4日 (金)

野川のとりのこと

野川の散歩で見かけた鳥さんです。 極めて普通というか、よく見かける鳥ですが、まずはカルガモです。

01_12 最初は向こう岸にいたのですが、どんどんこっちに寄って来ました。 そして私の足元で番(つがい)そろってのんびりしていました。 カモにもたくさんの種類があって、私にはよくわからないのですが、カルガモはあちこちで見かけるのですぐわかります。 それに人懐っこいところがあって、なかなか逃げたりしないので、容易に観察できますね。

02_3私の覚え方としては、嘴(くちばし)の先が黄色いのがカルガモ。 また雄が雌と同じような模様なのがカルガモで、マガモや他のカモはだいたい雄がきれいな別の色をしています。今日のは大きいほうが雄でしょうか。 写真の番は雌のほうが大きさにして7~8割程度でした。 雌と思われるほうはしきりに水に首を突っ込んで餌をさがしていましたが、雄のほうはそのまわりをうろうろしているだけの様子でした。 なんだかそこいらのデパートで見かける人間の番(つがい)といっしょですね。

03 雌が餌を探している間、雄は暇そうに毛づくろい(羽根づくろい?)をしたりして待っていました。 そのときに大きな羽の下からマガモの雄のよう羽根が見えました。 本当は緑色のきれいな羽根もあるんですね。

カルガモのほかにはツバメもたくさん飛んでいるのを見ました。 また写真家が長いレンズをつけた高価な一眼レフでじっと狙っている先を見ると、土手の草つきのしたの穴・・・カワセミがいるんですね。 姿は見えませんでしたが、写真家は丸一日じっとその一瞬を待ち続けているようでした。

Photo_6 私はというと、いつ見えるか知らないカワセミに付き合うなんてことは面倒なので、近くで水浴びをしているムクドリを追いました。 夕方にチュチュチュチュといっせいに鳴いて虫の塊のようになって空を飛んでいくのがムクドリですが、人間との間合いは野鳥のなかでは近く、10mまでなら近づけます。 10mを切るとやはり逃げてしまうことが多いです。

ムクドリの水浴びはそこかしこに水を跳ね上げるので、乾いた石に水しぶきが掛かっています。 こんな風景を眺めていると心が洗われる気がしますね。

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カワガキとカワネコのこと

陽が傾いてから喜多見の野川に出かけました。 野川は二子玉川で多摩川に合流する小河川です。 護岸工事で川の姿を失ってしまったのですが、近自然型の河川工法により生命が復活した川です。

野川を歩いているといろんなものに出会います。 四季の植物は当然のこと、野鳥もたくさんいます。 その野鳥を追ってか追わないでか、今日は猫を見かけました。 猫が川で遊ぶ姿というのは実はありそうでなかなかない気がします。

01_8 しばらく草陰から川面を覘いていましたが、そのうち水際をとぼとぼと歩き始めました。 どうも野鳥を狙っているわけではなさそうです。 途中立ち止まっては川の水を飲んでいました。 もっとも野川の土手は愛犬の散歩コースとして人気がありますので、猫もオチオチしていられません。 警戒しながら歩いていました。

しかし私にとって猫よりもはるかに心躍ったのは人間です。 久しぶりに川ガキを見つけたのです。 彼らは数百mほど川の中で遊びながら歩いていきました。 途中で水浸しの運動靴を投げてみたり、岸際に何かを見つけてみたりしながら、大きな声を上げて遊びに集中していました。

01_10 私も小さいころは川ガキでした。 無論小学校や中学校では川や池で遊ぶことは禁止されていました。 2,3年に1度は溺れて命を落とす子供もいました。 でも禁止しても子供は遊びの天才です。そこに遊び場があれば必ず遊びます。

それを禁止するのは大人の責任逃れの部分が大きいのではないでしょうか。 危険から遠ざけることと、危険を学ばせることとの間には、とてつもなく大きな隔たりがあります。 子供が死んでもいいなら遠ざければいい。 本当にそうなって欲しくないなら危険をある程度身を持って学ばせることが必要です。

穿った見方かもしれませんが、どうしても教育に携わる大人や、親と称する大人、そしてコミュニティの管理に携わる大人たちの保身が、水に近づくな、水に入るな、という言葉(指導)になっているように思えてなりません。

01_11 その点で、この野川の看板(注意書き)にも感動しました。 ある意味自分の身は自分で守って楽しく遊びましょう・・・という考えが伝わってきます。 一度は失った自然を取り戻した川であるからこそ、そこでは子供たちに多くを経験し学んで欲しいという気持ちを、この1枚の注意書きが表している、そう思いました。 なんか気持ちいいです。

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2007年5月 3日 (木)

カタバミのこと

カタバミ・・・小田急線の下北沢駅のそばに「かたばみ荘」という旅館がありました。 もしかしたら旅荘かたばみだったかもしれません。 なにしろ下北沢を根城にしていたのは昭和時代、1980年をはさんで前後数年だから、もう30年近く前のことです。 そのかたばみは駅前連れ込み旅館・・・今で言うラブホでした。 無論入ったことはありません。 当時は下北沢の住人でした。 「かたばみって何のことだろう?」とは思っていましたが、特に調べることもなく30年が経ちました。

02_2 実はかたばみとは野草の名前にもあったんですね。 とても小さな野草です。コンクリートやアスファルトの隙間に生えていることもあるくらい繁殖力の強い草です。 漢字で書くと「傍食」です。 推測するに路傍でもどこでも出てくるという意味があるのかと思い調べてみました。

本当のところカタバミは夜や高温乾燥時には眠るらしいのです。 そのときハート型の葉が半分にたたみ込まれるので、片方しかないように見えて、それで傍食というと書かれていました。 でも誰が片方を食べたというのでしょうか? それが気になります。

01_7 カタバミの葉の色にはこの写真のように赤褐色のものもあります。 花の色もちょっと濃い目に見えました。 しつこい雑草でもありますが、葉っぱのハート型がやさしさを感じさせます。

最後に下北沢のかたばみの名前の由来はおそらくはこの野花のカタバミから直接ではなく、カタバミをモチーフにした家紋からきたのではないかと思います。 ここで旅館をはじめた家の紋がカタバミ(方喰)であったのではないかと。 100%個人的な推量ですが。 ちなみにかたばみ荘は今では「ホテルレファ」という完全なラブホテルになっています。 その先には世界中のジャズメンがやってきた「マサコ」という喫茶店がありますので、意外とご存知のかたも多いかもしれません。

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ヘビイチゴのこと

01_5 またまた草花シリーズになってしまいましたね。

春の野草雑草のひとつ、ヘビイチゴです。 花期は4月~6月で、この写真は4月8日です。 実はバラ科の植物で、花びらは5枚、葉っぱは3枚がセットです。 花の大きさは15mm程度でとても小さいのですが、黄色い色が目立って容易に見つけられます。

02_1 花が落ちると、赤い実がつきます。 イチゴのミニチュアみたいですが、実は食用にはなりません。 毒はないのですが、味がほとんどないのです。 ここが名前の由来で、動物が食べるような実ではなく、ヘビにでも食わせろという意味合いが語源になったのでしょう。 しかしなぜ味を知っているかというと、小学生のときよく口にしたからです。 でもお腹をこわしたりはしませんでした。

01_6 もう1枚の写真はおそらくは誰もが知っているカラスノエンドウです。 この植物もやはり春の4月~6月に花が咲きます。小さな花です。 つる草で、巻きヒゲがあり、他の植物などに巻きついていることもあります。 葉に特徴があるのですぐ見分けられますが、だいたい5対から7対くらいの小さな葉がひとつのまとまりになっています。

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2007年5月 2日 (水)

おやすみのまえのひのこと

朝から雨でした。 会社のある西新宿を歩いていると、ビルが雲に隠れていました。

Photo_4 雲が低いんですね。 こんなとき雲の上では誰かがあそんでいるじゃなかろうかという気がします。 白馬に先週から野営している焚き火のおじさんは元気かなあ。 釣りのおじさんたちは東北へ出かける人もいるようです。

まあ考えようによっては、ゴールデンウィークは混んでるし、いろんなものが高いし、ちょっとのんびり過ごすのもいいかなと。

1日、2日と意外に電車が混んでいました。 みんな働いているんですね。 遊ぶために働くのっていいなあと思います。 ボクも遊ぶために働いているのかもしれません。 遊びも一生懸命、仕事も一生懸命、でも疲れる気がしないのは、両方とも楽しんでいるからなのでしょう。 幸せなことと思わなくてはいけませんね。

明日からおやすみ。 のうみそ、ぼのぼのです。

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2007年5月 1日 (火)

ハナニラのこと

野草と雑草の違いってなんでしょう? 本当は区別などないのかもしれません。 自然に生えるのが野草で人の営みに近いものが雑草といえるかもしれませんが、雑草というのは人間にとって価値のないものという意味が含まれている感じがします。 生きとし生けるものすべてという見方からすれば、野草でも雑草でもそれは1種類の植物。 ひとりの人間と同じです。

01_1 私はきれいな花だなあと思ってシャッターを切りました。 でもあとで聞いてい見ると名前をハナニラといい、園芸に植えられていたものがあちこちに繁殖をしたものだとわかりました。たしかに草の部分はニラそのものです。 でもとてもきれいな花をつけていました。

この花を白くしてみるとあああの花壇の端っこに生えている花か・・・と思うのですが、深いブルーの花を見たときはどこにでもある白いハナニラと同じ花には思えませんでした。 中南米のメキシコ~アルゼンチンが原産だそうです。 明治時代に輸入されてから強い繁殖力であちこちに広がったようですが、観賞用として植えられることも多いですね。 私の持っている図鑑には載っていませんでしたが、気に入ってしばらく眺めていました。

01_4いっぽうこちらの花はムラサキケマン。 花期は同じく4月ころです。 実はホトケノザと間違っていました。 写真をよりムラサキケマンとわかりやすいものに入れ替えてみました。

春は花がいっぱいです。 散歩がてらあたりを観察するのもまた楽しみです。

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