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2007年5月 4日 (金)

野川のとりのこと

野川の散歩で見かけた鳥さんです。 極めて普通というか、よく見かける鳥ですが、まずはカルガモです。

01_12 最初は向こう岸にいたのですが、どんどんこっちに寄って来ました。 そして私の足元で番(つがい)そろってのんびりしていました。 カモにもたくさんの種類があって、私にはよくわからないのですが、カルガモはあちこちで見かけるのですぐわかります。 それに人懐っこいところがあって、なかなか逃げたりしないので、容易に観察できますね。

02_3私の覚え方としては、嘴(くちばし)の先が黄色いのがカルガモ。 また雄が雌と同じような模様なのがカルガモで、マガモや他のカモはだいたい雄がきれいな別の色をしています。今日のは大きいほうが雄でしょうか。 写真の番は雌のほうが大きさにして7~8割程度でした。 雌と思われるほうはしきりに水に首を突っ込んで餌をさがしていましたが、雄のほうはそのまわりをうろうろしているだけの様子でした。 なんだかそこいらのデパートで見かける人間の番(つがい)といっしょですね。

03 雌が餌を探している間、雄は暇そうに毛づくろい(羽根づくろい?)をしたりして待っていました。 そのときに大きな羽の下からマガモの雄のよう羽根が見えました。 本当は緑色のきれいな羽根もあるんですね。

カルガモのほかにはツバメもたくさん飛んでいるのを見ました。 また写真家が長いレンズをつけた高価な一眼レフでじっと狙っている先を見ると、土手の草つきのしたの穴・・・カワセミがいるんですね。 姿は見えませんでしたが、写真家は丸一日じっとその一瞬を待ち続けているようでした。

Photo_6 私はというと、いつ見えるか知らないカワセミに付き合うなんてことは面倒なので、近くで水浴びをしているムクドリを追いました。 夕方にチュチュチュチュといっせいに鳴いて虫の塊のようになって空を飛んでいくのがムクドリですが、人間との間合いは野鳥のなかでは近く、10mまでなら近づけます。 10mを切るとやはり逃げてしまうことが多いです。

ムクドリの水浴びはそこかしこに水を跳ね上げるので、乾いた石に水しぶきが掛かっています。 こんな風景を眺めていると心が洗われる気がしますね。

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