カワセミとハクセキレイのこと
午後からお天気が良くなったので野川に出かけました。
重い望遠レンズと三脚を抱えて右往左往するカメラマンたちのレンズの先にカワセミがいました。 私から10mほどのところです。 とりあえずシャッターをパシャパシャ押してみました。 右を向いたり左を見たり、上を向いたり下を向いたりなかなか忙しい動きでしたが、なんとかカワセミらしい横向き?が何枚か撮れました。 都内にはカワセミが営巣している場所が何箇所もありますが、どこへ行っても一番人気です。
こんどはカワセミの背後にまわって撮りましたが、逆光でこりゃいかん。 野川には大きな鯉やゲンゴロウブナが多いですが、オイカワなどの比較的小さめな魚もたくさんいます。 カワセミも餌も豊富にあるのでしょう。 警戒心もさほど強くなく、しばらくの間枝に留まって羽の下をつついてみたり、きょろきょろしたりしていました。
面白いのは撮影をしている人々のほうです。 カワセミが移動すると追いかけていきます。 そして川を挟んでV時方向に二手に分かれて撮影しています。 正面から撮るひとがいないのはアングルのせいでしょうか? それとも正面に行ったら逃げる? でもカワセミは向きを変えますから、どっちでも良いような気もします。
私はそのまま少し移動して、今度はハクセキレイを見つけました。 昨日は日川でキセキレイと遊んだのですが、今日はハクセキレイをしばらく観察させてもらいました。 動きはキセキレイとほとんど同じ、ピョンピョンはねるように飛んで移動していきます。 落ち着きのなさも似たようなものですが、キセキレイのほうが少し速いかもしれません。
セキレイの仲間には、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、など何種類かありますが、ハクセキレイが川の下流、セグロが中流、キセキレイが上流という気がします。 ハクセキレイといっても背中は灰色ですが、セグロセキレイに対して付いた名前なのでしょうか。
野鳥ってそれぞれ瞬間の動きに表情があって、見ていて飽きないですね。
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