鳥さんがいっぱいのこと
カワセミとハクセキレイはすでに紹介しましたが、そのほかにも今日はたくさんの水鳥たちが野川にはいました。
最初はハトとカルガモです。 接近してもお互いにまったく気にしていないようです。 ドバトにもいろんな色がありますが、後ろのドバトの色は独特でなかなか良かったです。 カルガモに餌付けをしている人もいて、それを知ってかカルガモは人に馴れている様子でした。
カルガモも子育ての季節です。 このカルガモはおそらくオスだろうと思いますが、4羽のオチビちゃんを引き連れて岸辺を散歩するように行ったりきたりしていました。 カルガモの子供って黄色でとっても鮮やかで、親鳥から離れることなく距離にして1m以内でどこまでもくっついていく姿はなんとも愛らしいものです。
少し上流でじっと水面を見つめているカワウがいました。 どうも最近のカワウの異常繁殖が脳裏を走って、野川の小さな魚を食べ漁ってしまうのではないかと不安を感じましたが、カワウはもっと大きな川の岸辺に多いので、こんな小さな場所は魅力的じゃないといいのですが。 しかし、大きな魚は平然としていて、カワウの少し向こう側を数kgはあろうかという錦鯉がゆったりと泳いでいます。
最後はコサギのつがいです。 しばらく離れていましたが、向こう側がオスなのでしょう。 時折羽ばたいて、手前のメスの気を引こうとしているようでした。 ところがメスのほうは知らん顔を決め込んでいます。 そうしているうちオスのほうがついに痺れを切らせて近づいてきました。
歩き方が抜き足差し足で、午前様になってしまったオヤジさんが帰宅するときのイメージ・・・そんな寄りかたで近くまで来ます。 1歩、そしてまた1歩・・・人間が上から何人も見ているのに恥ずかしくないのでしょうか? まあ鳥ですから・・・でも見ていてなんか哀愁のある姿でしたし、オヤジ仲間として(但しこのコサギがどれくらい老いているのかは知りません)、もっとしっかりせんかい!と声を掛けたくなるような。
そしてそばで少し羽ばたいて水をはねたかと思うと、1~2mほどの間合いを取ったまま、こっちも知らん顔だい!とでもいいたげに違う方向に向いてじっとしてしまいました。
あ~あ、こういう情けないやつっているよなあ・・・なんて。 男はもっとしっかりせんといかんぞ!
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