スケッチのこと
仕事で神戸へ行ってきました。 天気が良かったので、神戸駅から港のほうへ散歩してみました。
ハーバーランドの煉瓦レストランの前の芝生広場にハトが集まっていました。 まるでスパに入っている人間のようにシロツメクサの広がる広場でひなたぼっこをしています。 向こう側に見える観覧車はモザイクモールにあるモザイクガーデンの観覧車とミニコースターです。
神戸を訪れたのは初めてでした。 西宮を過ぎると六甲が迫ってきます。 芦屋から元町あたりまでは六甲の麓という感じで、町は坂でした。 でも神戸といえばやはり港町です。 長崎から船に乗ると神戸に着く・・・と五木ひろしも歌っています。 ともかく港を見ずして神戸を語るなと思い来て見たのです。
神戸新聞社のビル、エコールマリンの海側に跳ね橋がありはねっこ広場と名づけられています。 ちょうど近くの小学生がスケッチ大会か・・・たぶん美術の授業だろうと思いますが、思い思いの絵を描いていました。 ちょっとのぞいてみるとこれがみんななかなか巧いのです。 私は絵心がないのでとても彼らのようには描けません。
そのうち先生が回ってきました。 「おお、なかなか巧く描けてるやないか」と褒めると満面の笑みを浮かべる子供、そういえば自分が子供の頃、淡い水彩画を好む先生の授業で、絵の具がなくなるほど濃厚な絵を描いたら落第点(5段階のうちの2)をつけられたなあ。 なんでいっぱい絵の具を使ったのに点が低いんだ?と子供ながらに合点が行かなかったっけなあ。
絵を描くとき子供達は寝そべってみたり首を傾けたり、見られているのも気にせずに集中している様子でした。 なんだかほんわか楽しい気分を味わせてもらいました。
[2007年5月31日]
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