マツヨイグサのこと
帰化植物ってほんとうに多いなあと思います。 レンゲソウも中国から入ってきたものですし、近年見かけるタンポポも多くはセイヨウタンポポといってやはり帰化種です。
マツヨイグサ・・・待宵草と書きます。 別名「月見草」と呼ばれるこの花もなんと帰化植物だったのです。花の大きさは、オオマツヨイグサ(8cmくらい)、オニマツヨイグサ(やはり8cm程度)、そしてこの写真のヒメマツヨイグサ(別名:アレチマツヨイグサ、4cm程度)と大きさこそ違いますが、夏に黄色のきれいな花を見せてくれ、よく目に付きます。
マツヨイグサは名前のとおり夜に咲く花です。夕方に咲き始め、朝になるとしぼんでしまいますが、写真のヒメマツヨイグサは仲間の中では明るくても比較的咲いていることが多いと思います。冠名のつかないマツヨイグサはしぼむと赤くなるようですが、最近は見かけていないですね。
夜に咲く花・・・なんだか植物らしくないですが、見かけによらず魅惑の花なのかも知れません。
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