アオダイショウのこと
ボクが初めて見た映画は「101匹わんちゃん大行進」です。 昭和30年代に公開されたDISNEY映画ですが、その次に見たのが加山雄三の「エレキの若大将」だったと思います。その若大将に出てくるのが田中邦衛扮する「青大将」でした。(古いなあ・・・)
さて今日の写真はヘビがきらいな人はクリックして拡大しないでください。
小菅で鵜住居さんがアオダイショウの完璧な抜け殻を見つけたときに最初に脳裏をかすめたのは、田中邦衛の青大将でした。 当時青大将は旧家の軒下や天井裏には必ずと言っていいほどいたものです。 蚊帳の上に落ちてくるものもいました。
近所の旧家には3mほどのアオダイショウが住み着いていて、そこのおばあちゃんは守り神として崇めていました。実際には害のあるネズミを捕らえてくれるという点で利点はあったようですが、やっぱり気持ちのいいものではありませんね。
日本には人家に近いところに多いのがアオダイショウ、どこにでもいるシマヘビ、田んぼにときどきいたカラスヘビはこのシマヘビの仲間、あと毒蛇ではマムシとヤマカガシ(南方ではハブもいます)というのがヘビ類のレギュラーでしょう。その中でもっとも大きくなるのがアオダイショウです。
おそらくこの抜け殻は1~2日前のものでしょう。 左の写真を見ると眼の部分まできれいに剥がれて残っています。子供の頃よく祖母に蛇の抜け殻を財布に入れておくとお金が入るといわれて入れていたものですが、いまだに貧乏なのであんまりご利益はないと思います。
ちなみに私の故郷の山口県にある岩国市の天然記念物シロヘビはアオダイショウのアルビノ(変異種)だそうです。
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