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2007年7月29日 (日)

つゆくさのこと

若い頃、とりわけ一人暮らしをしていた頃は夜型の生活をしていたものです。学校がなければ平気で昼頃まで寝ていました。そういう生活をだらしないと言うのは古臭いことではないと思うのです。自然は温度と光によって一日のうちに変化します。太陽とともに動いているんですね。人間も本当はそういう暮らしをするほうがいいのだと思います。

Tsuyukusa_01 写真はツユクサです。花期は6月~9月の一年草です。梅雨時から秋口まであちこちに咲きます。花期のピークは9月でしょう。朝晩に露がつく時期がいちばんいいというわけです。もうひとつこの花の面白いところは、朝咲いて午後には閉じるというかしぼむところです。日当たりのよい草地によく生えています。

Tsuyukusa_02 青色~紫色の花びらは2枚、その間の下に薄い緑色のもう1枚の花弁がついています。その間から黄色のきれいな雌しべ(ではないらしいが)と、長く突き出た雄しべがあります。写真は小菅の畑にあったツユクサですが、スギナほどではないにしても、しっかりと地下茎がついていて生命力はなかなかのものがあります。

昼まで働いて、午後はゆっくり休む。 だからこそツユクサは6月に咲き始めて、9月にピークを迎えることが出来るのでしょう。

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