セミの季節のこと
ふぅぅぅ・・・暑い(~_~;)。 セミがここかしこで鳴いています。 7月下旬から8月上旬の主役は都内ではアブラゼミ。 ちょっとハスキー?な声で、正直なところウルサイ(笑)。
この時期はあちこちでこのタイプのセミの抜け殻を見かけます。 多くはアブラゼミの抜け殻です。 しかしセミも地中で何年も過ごしてきて、ようやくシャバに出る時が来て、たった1週間の成虫としての人生(虫生?)を精一杯生きています。
そういえば少し涼しくなる時間帯にはもうツクツクボウシが鳴いていますね。 そして山へ行くとヒグラシが鳴いています。それぞれ得意な場所や時間があるのです。
この写真は10年ほど前、知床で撮ったエゾハルゼミです。 まだ地中から出てきて羽化したばかりで、独特な色をしています。 北海道らしい色合いだなと思います。 アブラゼミもあんな暑そうな色をしていますが、土から出てきたときは白っぽい色をしています。
セミの抜け殻はサナギではありません。 セミはサナギにならずに幼虫からいきなり成虫になります。 アブラゼミで幼虫期間は6年ほど。 あちこちで鳴いているのを聞いているとこの東京の土の下に毎年あれだけ出てくる分の幼虫がいるのだと思うと不思議でなりません。
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