台風の爪あとのこと
日曜日に小菅川に行ってきました。 吉野街道から見える多摩川はダムの放流があって茶褐色の濁り水でした。 なんとなく不吉な予感がしましたが、小河内ダムが見えるところまでくると、まさに茶色の濁り水がダムから怒涛のように放流されていました。
深山橋から小菅に向かうバックウォーター(ダム湖へ川が流れ込むところ)あたりには、写真のような茶褐色の濁り水のあちこちに流木が浮かんでいるという荒れた状態です。
メイフライ(喫茶店)に立ち寄り聞いてみると、「全部だめみたいですよ、昨日も来た人が諦めて帰ったくらいだから」といわれたのですが、「上流はいいかもしれないから行って見ます」といって釣り人根性丸出しで林道へ向かいました。
メイフライのあるスズメのお宿の下にあるキャッチ&リリース区間は悲惨な状態でした。 写真の堰は東京都が作った(小菅村は山梨県です)ものですが、写真の左側の岸を歩いてここまで来れる場所だったのに、そこは流れに削られてしまっていました。 また道路から写真の橋にいく道も崩壊していて降りることが出来ません。
そんな感じでしたが、上流は濁りも取れていたので入渓しました。 ところがなかなか反応がありません。 みんな流されてしまったのかな・・・そう思っていたら、やっとヤマメが1尾掛かりました。 魚影が極端に少なくなっているように感じました。
いたるところに大きな流木が引っかかっています。 水量も普段の2倍近くあるでしょうか。 結局、雄滝の駐車場下まで釣ってヤマメ1尾。 ただ足跡がそこかしこにあったので、先行者がいるのかなとは思っていたら、つり終わって駐車場のベンチでおにぎりを食べている間に、2組4人の釣り人が釣り終わって下りてきました。 なんだ、すぐ上を釣り上ってた人がいたんだと納得。 しかしよくやるよなあ・・・と自分を差し置いて思うボクでした。
しかし台風10号が通り過ぎて1週間経つのに、まだ水量は多く、山の保水力がダムの保水力の何倍もありそうだということが強く感じられました。 ちょっと疲れたけど、深いところでは股がひんやりして気持ちよかったです。
帰りにもしかしたら『野遊び焚き火』のわたべさんが小屋にいるかもしれないと思って、山小屋下まで行きましたが緑色の車はすでに立ち去ったあとでした。 残念。
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コメント
あらら、すれ違いでしたねぇ・・残念でした。
日曜日はお昼くらいにはもう下りてきて、久しぶりに小菅の湯に入って帰りました。
雨の予報だったので、帰ってきたのですが、翌日も晴れて暑かったですね。
投稿: わたべ | 2007年9月19日 (水) 16時42分