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2007年12月24日 (月)

初冬は深い秋のこと

1 今年のクリスマスイブは国民の祝日でお休みでした。 お休みを決めているのは『国民の祝日に関する法律』という法律です。 その第3条には、祝日が日曜日のときは一番近い平日が休みとなっています。 何でその次の平日って書かないのかなあ? だって月曜日も祝日のときは金曜日か火曜日かわからない・・・

まあ、そんなことはともかく、今日はほんとうにいい天気でした。 世田谷からもちょっと標高の高いところからはくっきりと富士山が見えていました。 そこでお散歩・・・とまず30分ほどかけて砧公園へ行きました。

2 12月のこの時期は、樹木にとってはほとんど冬なのですが、時にこんなにきれいな紅葉を残した樹木に出会うことも多いのです。 最初の写真はイロハモミジで、この写真はコナラです。 コナラは普通「黄葉」するのですが、この樹はなぜか「紅葉」していました。 さすがに12月下旬になると色に渋みが増してきます。

3 砧公園には谷戸川という小川が流れています。 公式には川ではなく水路なのですが、人間がどう言おうと水が流れていれば川です。 そこにはカエデの葉が流れ着いて、運よく石の上に落ちたものはそこにとどまっています。 

4 ほとんどの落葉樹はすでに大半の葉を落としていました。 最後の力で懸命に頑張っていたのが写真のアキニレです。 太陽の光を受けてきれいに揺れていました。 葉が落ちてしまうと樹皮だけではわからない樹木も多いのですが、アキニレは幹の皮がウロコのようにボロボロ剥がれてきて、プラタナス(モミジバスズカケノキ)のような模様になるのでわかりやすいです。

5 イチョウの下で銀杏を採っている人をよく見かけました。 あらかた採られてしまったのかほとんど見当たりませんでしたが、風が吹いたときポトンポトンと落ちてきました。 食材の銀杏を実だと思っている人が多いですが、実は種なんですね。 あの銀杏にするには、実を水に浸して周りの果肉を腐らせてからそれを取り除きます(これが臭い)。 そして数日天日干しにしたのち、再度室内乾燥させてやっと出来上がり・・・と結構手のかかるものなんです。 今は普通に加工したものが売っていますが、拾っている人はちゃんとやっているんでしょうね。 感心します。

木枯らしとはよく言ったもので、きれいに葉を落ち葉にして吹き飛ばしますが、自然の中にも逆らって頑張って粘っているやつがいるのを見つけた楽しい散歩でした。

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