王禄のこと
友人の鳥さんから酒をいただきました。 実はボクはまったくの下戸で、ほとんど飲めません。 ビールなら中ジョッキが限界。 もっとも酔わなくてもそれなりに騒げる面もありますが。
鳥さんはボクの下戸を知っていて、「これは美味い酒だから料理酒になんかしちゃだめだよ」と言葉を添えてくれました。 美味いのかしら?
そういえばボクが結構飲んでいたのは、いまだからいえる中高生時代でした。実は実家が酒屋だったのです。友達を呼んでは自宅で飲み会・・・そんなことも時々ありました。
でも結局酒は売るものであって飲むものでない・・・そういう感覚がいつしか身についてしまい、もともと飲めない血筋であったこともあって、20歳前には下戸になっていました。
ところでこのお酒はどうやら出雲の銘酒。 山陰は知る人ぞ知る水の美味しい地域です。 酒が美味くないわけが無い。 まして王禄はなかなか入手できないと聞きます。 これは飲んでみるしかないな。 飲むとすぐに眠くなってしまうので、寝る前に少しだけ。
この王禄の「渓」、ラベルの裏側には山女魚の墨絵があります。 なんかとてもいい感じ。 釣り人の酒ですな。 表ラベルには左右にそれぞれ、「風景を釣る」 「山女魚を釣る」とあり、釣り士心をそそります。
それでは純米吟醸王禄の「渓」いただきます。 鳥さん、ありがとう。
ぷひっ、いいぞこれ。
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