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2008年3月31日 (月)

らしょうもんかずらのこと

1なんとも厳めしい名前だこと。 花言葉は復讐と油断大敵。 細長く大きな紫色の花が連なっています。 名の由来は渡辺綱(わたなべのつな)が切り落とした羅生門の鬼の腕に見立ててのものらしいのですが、花にとっては迷惑な話かもしれません。

2 もっとも花を正面から見るとかなりグロテスク。 しそ科の植物ですが、下唇部分の模様がちょっと不気味です。なんとなく食虫植物のような雰囲気をかもし出しています。 毛むくじゃらな風体も鬼を連想させた要因かもしれないですね。

羅生門といえば芥川龍之介の短編小説です。 中学生のときに読んで、気持ちが悪くなった覚えがあります。 最近老眼が入ってきたこともあり、ほとんど印刷された活字を読まなくなってきました。 ましてや小説などしばらく読んでいません。 読んでみるかなあ・・・

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2008年3月30日 (日)

樹木も春のこと

Photo今週はどこへ行っても花見花見で賑わっています。 この慣習はいったいいつから始まったのでしょうか。 ものの本によると奈良時代は梅を愛でるのが貴族の花見だったようです。 平安時代になって桜を春の花とするのが主流になり、江戸時代の吉宗が庶民に花見を推奨したのが今の花見の起源といわれています。 写真は淡い色のソメイヨシノを背景に八重咲きの梅の溢れんばかりの花です。 ここは普段は弁当を食べている人すらいないのに、今週に限ってはテーブル椅子まで広げて宴会を楽しむパーティーも見られました。

Photo_2 落葉樹のケヤキも丸裸になった樹の枝先に若芽をつけていました。 新葉が出て広がるとまもなく無数の小さな花が開きます。その時期まできれいな新緑を楽しませてくれます。 一気にパッと咲いて春を告げる梅や桜に比べて、気づかないうちに春をしみこませるようなケヤキの若芽もなかなかのものです。

Photo_3 クスノキは常緑樹ですが、春になるときちんと若芽を出します。その色が深緑のクスノキの葉とは異なる赤みがかった明るい黄色で、これも人知れず告げる春のひとつです。

「ちいさい秋みつけた」と唄う歌がありますが、ちいさい春もまたどこかしこに溢れています。今日は生憎の曇り空で、午後からは雨の予報です。 真昼なのに夕方のような明るさでしたが、きっとお天道様がもう少し長く春を楽しませてあげようと季節の足を緩めたのでしょう。

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2008年3月29日 (土)

ヒトリシズカとカタクリのこと

今日は昼から白金自然教育園へ行って来ました。 いろんな生物を見ることが出来ましたが、何より勉強だったのは写真の撮り方がいかに下手くそかということを痛感できたことでした。ぜんぜん自分のイメージ通りに撮れないし、ピントも合わないし・・・でもこれも学習です。

1 2 回遊路の脇にいろんな季節の植物が植えられています。 ちょうどヒトリシズカが開いていました。高さは地面から10cm~20cm程度で小さな花ですが、霜柱のように直立しています。 あちこちに集団になって咲いていました。 春らしくて可愛い花です。

1_2 2_2 しばらく歩いていくとカタクリが群生していました。 カタクリは花が下を向いています。ヤンキーのシャツのように襟がピンと跳ね上がったみたいに花びらが反っています。 その葉もまた独特で目立ちます。

しかし白い花も淡い紫の花も撮影するのはとても難しくて、難儀しました。 でもいっぽうではこうして公園のようなところで植物や鳥や樹木を覚えて、自然の中でそれを同定する楽しみは、地味ながら面白いものです。 ふむふむ・・・

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2008年3月28日 (金)

カラスノエンドウもでたのこと

Photo_8 2先週末の写真です。 カラスノエンドウも葉を広げて紫色の花を咲かせ始めていました。 なぜカラスと名がついたかといえば、黒い実がつくからです。 この色のレンゲがよく水が入る前の田んぼに肥料として植えられていたのを思い出しますが、最近はレンゲでいっぱいの田んぼを長らく見ていないですね。ただしあのレンゲは正しくはゲンゲといいます。

Photo_9 Photo_10 アブラナ科の花では左のムラサキハナナと右のハマダイコンが咲き始めていました。 どちらも割と大きな花ですので、遠目でも目立ちます。 野川にはこのハマダイコンがこれでもかというくらいこの時期は咲き広がります。

Photo_12 Photo_13 そして最後はコハコベとヘビイチゴです。可憐で緻密なコハコベの花は目立ちませんが好きな花です。 またヘビイチゴは鮮やかな黄色で逆によく目立ちます。 今週末もまた天気はよさそうですので、どこかへ散歩に出かけたいと思います。花見の雑踏と混雑をさけて静かな散歩をしたいなあ。

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2008年3月27日 (木)

春の花咲き始めのこと

Photo Photo_2石組みにへばりつくように咲いていた二つの黄色い花がありました。ひとつはセイヨウタンポポです。もうひとつの咲き始めの花はハルノノゲシ。 両方ともロゼットという放射状に開く葉を地面に広げます。 この黄色の鮮やかさが春を主張しているように感じます。

Photo_3 こちらは同じ黄色で菜の花(アブラナ)。 なかなか図鑑には載らないのですが、正式にはセイヨウカラシナでしょうか。 どこにでも咲いているんですけどね。 なぜか蝶はこの花が好きなようで、この花が沢山咲いているとモンシロチョウが必ず飛んでいます。

Photo_4 Photo_5 そのモンシロチョウが止まっているのはタネツケバナ。 これは先日もご紹介しましたね。 こうしていろんな花が咲いてくると心があったかくなってきます。 そしていっせいに野に花が咲き乱れる1年でもっとも華やかな季節がやってきます。今年は冬が寒かったのですが、春との境目がはっきりしていた年でした。

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2008年3月26日 (水)

山里小菅のこと

Photoオラの食った虫は人間なんかにゃやらねえぞ! とでも言わんばかりの顔をしてボクをヤマメ君がにらみます。 今日釣ったなかではいちばん小さなヤマメでしたが、いちばん根性がありそうです。 マグロが一生泳いで暮らすことは有名ですが、渓流の魚も同じです。 泳いでいなければエラ呼吸が出来ないわけですから、泳ぐのを止めたときは命が尽きるときでもあります。 そしてひたすら食べるものを求めて、秋には繁殖して、ある意味で完璧にピュアな一生を全うしているわけです。 <今日の釣り記録はこちら>

Photo_2 そんな渓魚がいる山里の暮らしもまた、自然の中でかなりピュアな人間としての生き方だと思います。 ボクにはとても真似できないと感じることも多くて、山里の人と話をするといつも発見と感動に驚きます。 毎日の山林や畑作業の折にお参りする神様も様々です。 写真の馬頭観音は道祖神と並んでいます。 いつも花が添えられていて、人の生活と密接な関係があることがわかります。 馬頭観音はともに暮らし働く馬が倒れた場所に作られたりすることが多いそうですが、馬を作業に使うことのない現代にも残っているのは、山里の人々がいきとし生けるものを大切に愛で尊敬の念を持っているからだとボクは思います。 渓流釣りはそういう山里の文化との出会いでもあります。 だからボクはこの釣りが好きでたまらないんですね。

Photo_3 道端に黄色い花が咲いていました。 ニワトコのようでもあり、アブラチャンかもしれませんが、正直ボクには同定が出来ません。 色合いはサンシュユにも似ているのですが、崖っぷちだったので接近できませんでした。 自然はほんとうに奥が深くて、知れば知るほど自分が何も知らないことをいやというほど思い知らされます。

たかが渓流釣りですが、ほんとうに奥の深い遊びです。 この遊びに出会えてよかったと心から思います。

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2008年3月24日 (月)

アセビ(馬酔木)のこと

Photo大きさ1~2cmの釣鐘状の白い花が咲いていました。 アセビ(馬酔木)です。 釣鐘タイプの花はいくつか見たことがあります。 去年紹介したヤマホタルブクロのほかにツリガネニンジン、渓流で見るイワシャジンなどがありますが、ほとんどは夏から秋にかけての花です。 ところがこの小さなアセビは春の花、そして野草ではなく樹木です。

2 純白で可憐な花ですが、実は有毒植物らしく、馬が食べると酔ったようにフラフラするという意味の名前になっています。 子供の頃、夾竹桃(キョウチクトウ)をかじってあまりの苦さに驚いたことがありますが、あれも毒木でした。 もちろんもういい年ですのでアセビをかじるようなことはしません。

林野にこのアセビがあるところは、周りの植物がシカなどの食害にあって少なくなっている場所が多いそうです。シカはアセビを有毒と知っていて食べないので、アセビの木が残ってしまうのです。 動物は利口ですね。

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2008年3月23日 (日)

サクラ開花?のこと

靖国神社のソメイヨシノが咲いたとの気象庁発表がありましたが、近所の桜は咲いているものあり咲いていないものありで様々です。 桜は園芸品種が200種類以上もあり、あちこちに植えられている桜も様々です。

Photo_4 オオシマザクラとヤマザクラは花と葉が一緒に開きますが、緑の葉がオオシマザクラで赤い葉がヤマザクラ。 エドヒガンとソメイヨシノは花が先に開きます。 写真の桜、見た感じはソメイヨシノのようですが、また確かめてみたいと思います。 この樹はわずかに開きかけている様子でもうあと数日で花になりそうです。

Photo_5 鮮やかな花ではありませんが、これも花だと知る人は少ないアカシデの花です。 イヌシデ、クマシデ、アカシデは雑木林に普通に生える樹ですが、アカシデは春になるとこの花で遠目には全体が赤く見えます。 まるで秋の色のように感じるのはちょっと茶色っぽい赤色だからでしょうか。 イヌシデとクマシデは黄色~茶褐色の明るめの色合いです。 こういう尾状の花は花に見えないのですが、イチョウやシイやカシ、ナラなどの花はほとんど尾状です。

今週は沢山の花が咲き始めましたので、少しずつ報告していきたいと思います。

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セグロセキレイとハクセキレイのこと

渓流でよく見かけるキセキレイ、街中でも見かけるハクセキレイ、でもなぜかセグロセキレイをこれまで見かけませんでした。

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今日、野川の散歩でようやくセグロセキレイを撮影できました。 体の大きさや形はそっくりですが、顔の模様がハクセキレイとは異なります。 また鳴き声も軽やかなチュチュというハクセキレイに対して、セグロセキレイはヂュヂュと濁った声をしています。 セグロセキレイは日本特有種で、本州に昔から棲息していましたが、北国にいたハクセキレイが南下して来た為に、最近ではハクセキレイの方がはるかに多くなってしまったようです。 温暖化と関係あるのでしょうか。

Photo_3 こちらはハクセキレイです。 背中は灰色で、顔の目のラインが黒くなっていますが、頭頂部をのぞいては白い顔をしています。 夏になると背中が黒くなるものが多いですが、顔の模様は変わりませんので見分けがつきます。

そういえば動物奇想天外の放送から2週間が経過しましたが、カワセミファンはさらに増加していました。 それでもカワセミは元気に上流から下流へブンブン飛び回ってサービス?していました。

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2008年3月22日 (土)

小菅の春のこと

今日は暖かい春の週末、小菅川に行ってきました。 釣果はヤマメ1尾でしたが、とても気持ちのいい釣りが出来ました。(瀬音の森渓流通信に記事があります)

Photo 山のこんな斜面に畑を開いて毎年耕して作物を植えています。 山里の風景の中でもとりわけボクが好きな風景です。 東京からさほど遠くないこの村ではあちこちに見かけます。 この畑を維持するだけでもとてつもない忍耐と体力が必要です。 土が流れないように、斜面の上から下に向かって鍬(くわ)を入れなければならないのです。

山里の人々は決して自然を壊したりはしません。 こうして狭い畑を耕して土を保ち、それが山の土壌を維持しているのです。 イノシシやハクビシンが作物を荒らします。 「大変ですね」と言うと、「動物たちも生きるのに必死だから少しくらい分けてやってもいいよ」と村の人は言いました。 それが山里のこころです。

Photo_2 春暖かいといっても、日陰にはまだ雪が残っています。 小菅村の今日の最高気温は17度くらいだったのですが、森の木陰にはまだこんな冬が残っていました。 杉の実と葉が解けながら半分氷になった雪の上で春の日差しの輝きに包まれていました。

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2008年3月18日 (火)

水のありがたみのこと

1東京都内に井戸が何基あるのかを調べてみたがわかりませんでした。 実はあちこちにありますが、飲める井戸はほとんどありません。 厳しい水質基準があって飲料水には適さないのでしょう。 でも、災害時にそんなこと言っていられるのかという疑問が残ります。

子供の頃から川の水を飲むのにあまり抵抗感はありませんでした。 もちろん都内の川の水は飲みませんが、山で釣りをしていて沢の水を飲むことはよくあります。 それでもお腹をこわしたことはありません。

2 江戸の町は治水の町だったといいます。 井戸があり、下水もあったようです。 それを街ぐるみできれいに管理していて、人糞は東京湾の魚たちの貴重な食料にもなっていたのでしょう。 ものの本によると当時世界でもっとも人口が多いにもかかわらず、水も町もきれいで、リサイクルも十分に行われていたそうです。 その東京が今では浪費とゴミの街になっています。 ここ10年で多少はきれいになりましたが、まだまだ江戸には程遠いのかもしれませんね。

お互いが同じ江戸っ子として生きていた江戸と、お互いが名前も知らない人間として生きている東京、それが違いの元なのでしょう。  大切なのはお互いを知り、思いやるこころ、それが環境問題の根っこだということをなんでだれも言わないんでしょうね。

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2008年3月17日 (月)

ヒヨドリが花を食うのこと

Photoヒヨドリによる食害の話は聞いたことがありますが、観察しているとほんとうによく食べます。 花ってそんなに美味いか?と思いますが、人間だっていろんな花を食べますし、東北地方のある地域では日常のおかずに食用菊をたんまり食べるところもあります。 ヒヨドリにとって花の季節はごちそうでいっぱいなんでしょうね。写真のヒヨドリはコブシの花を飽きるほど食べていました。

Photo_2 こちらは昨日紹介した早咲きの桜ですが、ここでもヒヨドリが陣取って食べまくっていました。 最初はすぐそばにふたまわり大きなインコが居座っていて、それに対しては何もせずにおとなしく離れた枝で食べていたのですが、インコが去ってからというもの、他のヒヨドリは追い立てるし、もっと小さなムクドリやカラ類が来ても追い払っていました。 野鳥の世界もなかなか厳しいものがあります。

みんな仲良くしろと思うのは人間だけなのかも知れませんね。

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2008年3月16日 (日)

一気に花開くのこと

Photo_3コブシの花があちこちで開いた週末でした。 うちの向かいのお宅の庭にあるコブシはどこよりも早く咲きますので、今年はもう満開ですが、公園のコブシは高い枝は開いているものの、低い枝はまだ開きかけの状態でした。 この花芽が開くときは強い生命感を感じます。

Photo_4 サンシュユも花芽が割れて黄色いきれいな花がいっぱい顔を出しました。 中国からの渡来種で山野よりも公園などに多く見られますが、梅の紅白に黄色い彩を加えて華やかな春を演じてくれます。

Photo_5 いっぽう万人が待ちかねるソメイヨシノはこんな感じでした。 とはいえもうすぐ開くぞという感じが見て取れます。 桜は種類が多くて、冬場に咲いているものもありますが、戦後植えられた多くの桜はソメイヨシノというハイブリッドで種自体に繁殖力がない園芸種です。 そうでない桜も沢山あるのですが、樹の寿命が60年程度というソメイヨシノがあちこちで倒れたら、公園を管理する自治体はどうするのでしょうね。 近自然型の対応をしてくれることを望みます。

Photo_6 世田谷通りの近くのとある小さな公園の桜はもう三分咲きでした。 種類はわかりませんが、おそらく寒桜ではないと思います。

もっとも桜が咲くと人が出て、ゴミを捨てて、いいことはほとんどありません。 公園のゴミ箱を撤去して、ゴミを放置しないかどうか監視カメラで捉えるくらいのことをしないと、もうこの国はだめなんだろうと思います。 中国や韓国を後進と思いこんでいるうちは難しいでしょう。 まずは自分たちの国から見た目も心もきれいにしていきたいと思うんですけどね。 桜にはいろいろ考えさせられます。

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春…春…春のこと

4今日も暖かい春の日でした。 3時間あまり散歩してきました。 いつもの馬事公苑から今日は奮発して?砧公園をぐるっと巡るコースです。 草むらにはオオイヌノフグリがこれでもかと咲き広がっていました。 それに対抗するように陣取るのがハコベとナズナ、それにホトケノザです。

Photo ナズナをよく見ると、アブラムシが沢山ついています。 啓蟄といえば虫が出てくる時期をいい、暦では3月6日ころから、啓蟄が終わると春分になります。 古来の暦はよく季節を表現したもので、この啓蟄の時期にこうして虫が出てきているのを見ると感心します。(ただアブラムシは気持ちのいいものではないですが、テントウムシが出てきて今度はアブラムシが食べられる番になります)

Photo_2 菜の花がきれいに咲いていました。 菜の花の蜜はとりわけ美味しいのか、ミツバチが沢山集まっていました。 ミツバチは後ろ足の付け根に蜜を貯めて置いて、それを巣まで持ち帰ります。 せっせせっせと蜜を貯めていく姿は健気で、かつての日本人のようです。 1970年~71年に大ヒットした「みなしごハッチ」がもし現代に放送されていたら、子供達の共感を呼ぶことはなかったでしょう。 人間の感じ方が変わっても、自然はいつまでも変わらないんですけどね。

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2008年3月15日 (土)

初釣りのこと

Photo小菅川に初釣りに行きました。 詳しいことは瀬音の森:渓流通信に書きました。 結論はボウズ(0尾)でした。 もっとも人が多すぎて釣りにならなかったというのが言い訳です。 そんな間抜けな姿を案山子が見ていました。

ここ小菅に限らず、山を越えた上野原の棡原地区でも沢山の案山子があって、どれもがなかなかの風情を感じさせます。 この案山子も釣り人に何かを語りかけているようでした。

Photo_2 渓流通信にも別の写真を載せましたが、頭上を飛び回っているエナガを今度は橋の上から撮影してみました。 何せ小さくてちょこちょこするので半分はピントが合っていませんでした。 でも、この小さなエナガは妖精+木霊のような雰囲気があります。 実際に他の野鳥たちもこのエナガのあとについて餌を探して移動したりするといいます。

今日は小菅村も17度くらいあったと思います。 とても暖かい春の日でした。 明日もまだいい天気のようです。 春はいいですね。

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2008年3月 9日 (日)

花少しずつのこと

1_3今日は暖かい一日でした。 まさに春という体感です。 都心で真っ先に春を告げる草花の代表はオオイヌノフグリでしょう。 先日は去年の絵を使いましたが、今日はかなりの数を見つけることが出来ました。 まあ雑草と呼ばれる類の花でとても小さいのですが、こうやって間近で見るとなかなか鮮やかな色をしています。

2 春先の日当たりに芝生のように広がって咲くのが特徴ですが、こうしてみると雄しべが2本大きく伸びていて、黒いのがおそらく花粉でしょう。 ただ名前の由来が「大犬のキンタマ袋」というのが気の毒です。 花言葉は「子宝」だそうで、あれだけやたらと咲いているからなのでしょうね。

1_4 これはちょっと悩みましたが、タネツケバナです。 とても小さい花でハコベにも似ているのですが、花がアブラナの花と同じですからタネツケバナだと同定しました。 本当はもっと大きくなるのですが、これからどう育っていくかまた見てみたいと思います。

2_2 タネツケバナも早春から咲きます。 名前の由来がいいですね。 この花が咲くと、イネの種籾を水に浸けたことからタネツケバナの名になったとものの本には記されています。 時を知らせる花は昔から人々の生活とともにあったのですね。 花言葉は「時を待て」だそうです。 なるほど。

1_5 ホトケノザ、今日はきれいに撮れました。 これも小さな花ですが、立体的なので撮影が難しいです。 今日はこの3種類の花を見つけました。 これから暖かくなってくるにつれていろんな花が咲いてきて、虫も動き始めます。 今日はまだ寝ぼけたような飛び方をするモンシロチョウを見かけました。 風が吹くとフラフラと吹き飛ばされてしまいました。 花が少ないのでお腹が空いていたのでしょうか?

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そのほかの鳥たちのこと

Photo_6今日はカワセミのほかにも多くの野鳥を見ることが出来ました。最初は自宅の近所の梅に留まったヒヨドリです。 週末からどんどん花が開いて梅はもう満開に近づきました。 あっという間の季節の変化です。 ヒヨドリは花芽を好むようですが、花になってしまっても食べます。 あまり動かないので一般の人は気づきませんが、街の樹を見上げるとぽてっと留まっていることがよくあります。

Photo_7 次は川原で遊ぶ?・・・実際は餌を探しているムクドリです。 最近では異常繁殖がニュースになったりしていますが、夏の繁殖期を終えたあとから冬までの間に群れをつくり、春になるとまた散らばるように思います。 まあ集まると確かにうるさい鳴き声ですが。。。

Photo_8 野川には沢山のハクセキレイがいました。 春になってかなり増えたように思います。 このハクセキレイはちょっと変わった模様をしていました。 背中の羽が冬は灰色で夏は黒くなるのですが、黒のブチという風体でしたが、ボクはこういうムクドリタイプの模様は意外に好きです。 なんだか雑種のようで心に残ります。

Photo_9 野川の川っぷちのサクラの木からモズが飛んできました。 以前にもこの周辺でモズを何度となく見かけましたので、この辺りがテリトリーなのでしょう。 何枚か撮影しているとこっちを向いてしばらくボクをにらんでいました。「 なんだよ~なんか用か?」といっているようでした。

Photo_10 カワセミの近くで樹上を飛び回るシジュウカラをじっと眺めていると、通りがかりのおばさま達が「あれはなんですか?」と聞いてきました。 「シジュウカラですよ。 家の周りにも結構いる鳥です。」というと、別のおばさまが見たことあるといって喜んでいました。 ひとつ名前を覚えることってとっても大事なことだと思います。 もしかしたらあの人たちの中にシジュウカラを覚えていてくれて、孫にでも教えてあげる人がいるかも知れませんからね。

今日はあったかい一日でした。

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野川のカワセミフィーバーのこと

01 野川には複数のカワセミが営巣していて、その周囲には毎週多くのカメラマンが集まっています。 野川の環境は山里と違って、カワセミが留まってじっと魚の動きを見る場所がほとんどありません。 その分、留まる場所は限られているので三脚を定着していても何度となくシャッターチャンスがくるのでしょう。

Photo_2 この杭はカワセミが好んで留まるポイントです。数本ある中でも真ん中よりの杭に留まることが多いように思います。 巣のある場所から上流方面に散歩しているとカワセミが追いかけてブンブンと羽音を鳴らしてきます。 そしてこのポイントかもう少し上流にある低木の枝に留まるのをしばしば見かけます。なるべくカワセミ・カメラマンの邪魔にならないように違う場所で撮影していますが、今日はこのカワセミにそっと近づいて数mまで間合いを縮めての撮影で、彼(彼女?)が飛び立ったときに後ろの土手に数人のカメラマンが追ってきていてびっくりしました。 ほんとうのところはキセキレイが戻ってきていたのでそれを追っていたのですが、カワセミのほうからこっちに来てしまったのです。

Photo_4 カワセミがよく魚を狙っているポイントから飛び込むのが見えました。シャッターを押しましたが、水沫のなかに微妙に青い色がにじんでいるのがカワセミです。 今年の野川はオイカワも多く、餌が豊富です。 残念ながら今日は上流で橋の工事のためか水を止めていたので、汚れ水になっていましたが、きちんと捕食していました。

Photo_5 枝などに打ちつけて魚を失神させたあとは、長い嘴で巧みに魚をのどに転がしこみます。 このしぐさはなかなか楽しいシーンで、何度見ても感心します。 でもカワセミの捕食のドラマのそばでは、シジュウカラが枝から枝へ飛び回り、モズが遠目に餌を狙い、ヒヨドリが重そうな体を丸めて太目の枝に留まっていたりします。

02 カメラマンは10人ほどいたでしょうか、最近ではいちばん多かったかもしれません。 そして今夜、TBSの動物番組で野川を特集しているのを見て、ちょっと困ったなあ・・・と不安になりました。 というのも野川のカワセミを特別なもののように扱い、都会にあって自然が豊かみたいなイメージの紹介でしたから。カワセミは23区内にも結構いるんですけど・・・番組を見たひとが、自然との間合いを破って侵入し、一部の生き物が追われてしまわないかという不安を覚えたのです。 野川のカメラマンたちはカワセミとの間合いを十分解っているのですが、辛抱強くカワセミを待つ彼らの忍耐を平気で破る人が来ないことを祈ります。

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2008年3月 8日 (土)

本格的春のこと

Photo 1 1_2


さて、今日の天気は晴れ。 とっても青空がきれいで気持ちのいい一日でした。気温は13度まで上がりましたが、風があって夕方は少し冷えてきました。

上の写真のうちオオイヌノフグリとウシハコベは去年の同じ時期の写真です。今年はまだあまり多く見ていませんが、来週は一気にそこいらの草っ原で咲いているでしょう。 でも3枚目の写真はコブシです。去年の3月中ごろには花が咲いていたのにまだまだ新芽の様子。 やっぱり春が遅れている・・・というより去年が早すぎたのですね。

明日から気温が数度上がります。いよいよ本格的な春です。 なんだかうれしいですね。

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2008年3月 6日 (木)

今日の富士山のこと

少しずつ暖かい日が増えて春めいてきました。 毎朝通る道端の梅の樹も沢山の花をつけるようになって、季節の移り変わりを感じさせてくれます。 お屋敷の庭木の上にじっとうずくまるように留まっているヒヨドリの近くで、スズメがにぎやかにおしゃべりをしていました。

1 会社に着くと窓から富士がきれいに見えました。 丹沢の峰もまだまだ雪を被っています。 それでも空気は少しかすんでいて、やっぱり春がやってきている、そんな印象を与えています。

フランス人の同僚は今朝は早く出社したらしく、朝一番の富士はずっときれいだったとうれしそうに語っていました。 彼は一昨年、日本に来た翌年の夏に富士山頂に登りました。 日本人のボクがまだ六合目どまりなのがちょっと恥ずかしいです。

朝、車が黄砂を被っていました。これは一昨日の夜の雨が黄砂を一緒に運んできたのがまだ残っているものです。 この時期北京では街が朝から黄土色の空気に包まれて、太陽が昇ってもまだ暗いといいます。 中国奥地の砂が何千キロも離れた東京まで飛んでくるのはすごいことです。 でも今日はその黄砂の影響も無く富士が見えたことを素直にうれしく思いました。

この春あと何度きれいな富士を見ることが出来るんだろう、そう思いました。

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2008年3月 4日 (火)

キンクロハジロたちのこと

2公園の池で泳いでいたちょっと小さめのカモ。 名前を知らないので、撮影してあとで調べました。 名前はキンクロハジロ。 初めて聞く名前です。

ちょっと鋭い目つきですが、後ろにいる奥様キンクロハジロのほうがもっと厳しい目をしていました。 こわくて目が合わないうちに撮影。 もともと北国の水鳥で越冬に南下してくるそうです。

1_2 こちらはツグミの後姿です。 やはりツグミは地面と樹上と半々くらいで見かけますので、地走りも得意なのでしょう。 この模様はちょっと質素ですがなかなか渋くて好きです。 いつまでいるのかなあ。

1_3 最後はムクドリの(たぶん)つがい。 どこにでもいてよく見かけるので、なかなかあえて撮影しようという気にはなりにくいのですが、ムクドリに限らず、スズメもハトも観察していると面白いものです。

今日は少し冷え気味で先ほど帰り道では小雨に降られました。 明日はもっと寒くなって場所によっては太平洋側でも雪になるそうな。 そのあとは一気に春が近づいてくるのかなあ

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2008年3月 3日 (月)

シジュウカラとカワラヒワのこと

1今日はシジュウカラです。 この鳥は西新宿の高層ビルの間の植え込みにもいます。 いつも動いていてなかなか撮影者泣かせなのですが、とても可愛い野鳥です。スズメに混じってというか、スズメのそばで集餌していることもよくあります。

2 お腹の真ん中にはネクタイのような黒い模様があり、ほっぺは白くなっていますので、すぐに見分けがつきます。なんでも食べるようで、木の枝でも地面でもいつ見ても何かを食べているように見えます。大きさはスズメ大ですので、つい見過ごしがちですが、住宅地にもいれば山にもいる、どこにでもいるといってもいいと思います。 でも何度見ても可愛いんですね。

1_2 いっぽうこちらはカワラヒワ。 大きさはほとんど同じスズメ大です。 割と群れて動いていることが多いのではないでしょうか。 羽の黄色の模様が簡単に見分ける特徴です。 お腹はオリーブ色で、色合いからも可愛らしさを感じる鳥です。

2_2 ちょうど飛び立つところを撮影できました。 このカワラヒワの姿がいちばんきれいだと思います。 広げた羽の黄色い模様が、可憐な着物のように見えます。 カワラヒワは春先から繁殖期に入りますが、今回は10羽程度の群れで行動していました。 運よく飛び立つタイミングで撮影できたのはまぐれですけど・・・・

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2008年3月 2日 (日)

ちょっと春のこと

1_3公園で花を探してみました。 足元を見ながら散歩していると、ようやくオオイヌノフグリがあちこちで咲き始めていました。 その傍らにホトケノザを見つけました。 小さな花なのでマクロのできるカメラを忘れてしまってちょっと撮影に往生しましたが、何とか絵になりました。 ピントが甘いのはご勘弁を。

1_4 川のほとりに植えられたサザンカが真紅の花をつけていました。 サザンカはもちろん冬の花です。 もう暖かくなって来つつあるのに頑張って咲いていました。園芸種が多いので、こういう赤い花があれば白い花もありますね。 冬の花のもうひとつの代表であるツバキはポトンと花を落としますが、サザンカはどうだったかなあ?

1_5 先週1分咲き程度だった梅が2分咲き~3分咲きになっていました。 やはり2~3週去年よりも遅いです。 なのに気象庁のサクラの開花予想はかなり早めだったような・・・生物が積算温度に反応しているとすると、今年は春の花が去年よりかなり遅めになるのは当たり前なんですけどね。

2_3 梅の花のほうがサクラよりもボクは好きです。 香りもいいですし、色もはっきりとしています。 でも日本人はサクラです。 どうしてなんだろう。 東京都北区王子にある飛鳥山公園の説明に、徳川吉宗が庶民の憩いの場にと作りサクラを植えたという歴史がありますので、江戸時代にはすでにサクラは庶民の酒の肴だったのでしょうが、梅の時期にすると酔っ払って凍死してしまう人も出そうなので、たまたま陽気のちょうどいい時期に咲くサクラが主役になったのかもしれませんね。

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ヒヨドリのこと

1_2 今日はなぜかヒヨドリを沢山見かけました。 特に群れを成しているわけではないのですが、あちこちで鳴いていて、しかも大きいのでちょっと樹の上を見ているとすぐに見つかりました。 最初の写真はコブシの枝に留まっているヒヨドリです。 目の周りがちょっとっぽくてなんとなくサルっぽい感じがしなくもないかも。

2_2 ヒヨドリはいろんな鳴き方をします。 まだ繁殖期には早いのですが、訴えるように空を見上げて鳴いていました。 ボクはヒヨドリを山から下りてくる鳥だと思っていたのですが、北と南を行き来する渡り鳥でもあるようです。 ものの本には群れで移動すると書いてありますが、せいぜい数羽程度の群れしか見ていないので、一度大群を見てみたいものです。

3_2 ヒヨドリは晩春~夏にかけて繁殖期を迎えます。 林や公園などの樹上に巣を作り卵を産み雛を育てます。 基本的に一夫一婦で繁殖するので、1羽見かけると近くにもう1羽いることが多いようです。 木の実だけでなく、畑の作物も食べてしまうので害鳥にされることも多く、ちょっと複雑な気持ちです。

4_2 なぜなら、(これは推測も入っていますが)人間がスギなどの木を植えるだけで放置してしまった山林にもともと棲息していたのに、実のなる広葉樹が伐採されてしまい、その代わりとなる低木も放置林の下では育たないので、山から実りがなくなったのがヒヨドリが人里に暮らすようになった原因だからです。

害獣や害鳥を作り出したのは、近代の日本人なのに、逆にそのツケを彼らが被っていることに、ひとりの人間として心が傷むのです。 ヒヨドリもシカもツキノワグマもみんなボクらと同じこの星の生き物ですから。

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解禁ニュースのこと

今日(厳密には昨日)、全国あちこちで渓流釣りが解禁となりました。 一部地域では2月に既に解禁になっていたり、4月まで待たなければならないところもあったりしますが、3月解禁の地域が大半を占めます。

以前は解禁日に目の色を変えて釣っていたのですが、もう長いことゆっくりスタートを決め込んでいます。 私の場合、毛鉤釣りだからなのですが、実際には解禁から毛鉤は有効です。 ただ釣り人が多くて、ゆったりした釣りを楽しめないというのがスロースタートのいちばんの理由です。

1998kaikin 写真は10年前の解禁初釣行の時のものです。 佐久地方の川で、動かない岩魚の口元に餌を流して釣るという、いささか繊細さを欠いたものでした。 それでもシーズン初めての魚はうれしいもので、写真の流れの下流で良型の岩魚を釣った私は、上流にいる写真の釣友(Rさん)のところまで岩魚をぶら下げて見せに行ったのが今となっては懐かしい気持ちです。

今年の解禁は天気もよく週末だったのでさぞかしあちこち混雑しただろうと思います。 私は少しこの解禁騒ぎが収まったころかな?

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