花少しずつのこと
今日は暖かい一日でした。 まさに春という体感です。 都心で真っ先に春を告げる草花の代表はオオイヌノフグリでしょう。 先日は去年の絵を使いましたが、今日はかなりの数を見つけることが出来ました。 まあ雑草と呼ばれる類の花でとても小さいのですが、こうやって間近で見るとなかなか鮮やかな色をしています。
春先の日当たりに芝生のように広がって咲くのが特徴ですが、こうしてみると雄しべが2本大きく伸びていて、黒いのがおそらく花粉でしょう。 ただ名前の由来が「大犬のキンタマ袋」というのが気の毒です。 花言葉は「子宝」だそうで、あれだけやたらと咲いているからなのでしょうね。
これはちょっと悩みましたが、タネツケバナです。 とても小さい花でハコベにも似ているのですが、花がアブラナの花と同じですからタネツケバナだと同定しました。 本当はもっと大きくなるのですが、これからどう育っていくかまた見てみたいと思います。
タネツケバナも早春から咲きます。 名前の由来がいいですね。 この花が咲くと、イネの種籾を水に浸けたことからタネツケバナの名になったとものの本には記されています。 時を知らせる花は昔から人々の生活とともにあったのですね。 花言葉は「時を待て」だそうです。 なるほど。
ホトケノザ、今日はきれいに撮れました。 これも小さな花ですが、立体的なので撮影が難しいです。 今日はこの3種類の花を見つけました。 これから暖かくなってくるにつれていろんな花が咲いてきて、虫も動き始めます。 今日はまだ寝ぼけたような飛び方をするモンシロチョウを見かけました。 風が吹くとフラフラと吹き飛ばされてしまいました。 花が少ないのでお腹が空いていたのでしょうか?
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