中国のこと(1)
中国へ行ってきました。 仕事でしたが、半日だけフリーになったので様々な国の仲間と一緒に街へ出かけました。 南アフリカ、カタール、インドネシア、マレーシア、シンガポール、ホンコン、日本・・・と連合軍?みたいな軍団で、中国人からすると相当怪しかったに違いありません。 肌の色が全色ゴチャゴチャでなかなか楽しい時間でした。
ここは 中国でも最南地域なのですが、無秩序ななかにも絶妙なバランスで、アウディやVW、日本車がすいすい走るまわりを、バイクも自転車も人もいろんなものが一緒くたに走っています。 中でもボクの興味と郷愁を誘ったのがオート三輪でした。 荷台にはおかあちゃんと思しき人が乗っています。 またこのオート三輪にはドアがありません。 ミラーはひん曲がっています。 ボクが幼いころ日本の街にもオート三輪がたくさん走っていました。 いやあ、ほんとに懐かしかったなあ。
過積載も乗員超過も関係ありません。 路上ではのべつ幕なしにクラクションが鳴り響いています。 それに驚くわけでもなく、間一髪でみんなすれ違います。 この農家のものらしいスイカや瓜ののっかったトラックは途中で作物を路上にこぼしながら走っていました。
無秩序の中の秩序・・・はだしの子供も車が行き来する決して交通量の少なくない道路をチョロチョロ横切っています。 最近では年間に10万人が交通事故で亡くなっています。 自動車の台数は日本の半分で、死者は日本の20倍近いというのは、 現地を見れば十分理解ができます。 中国おそるべし。(続く)
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