フタリシズカは静かのこと
暑い日でした。いよいよ5月です。 ガソリンもまた元に戻るどころか、たった一ヶ月で10円近く高騰し、120円台から160円近くへ便乗値上げとも言える価格になってきました。こういうときは散歩に限りますが、あまり暑いのも歓迎できません。
今日はおとなしめの花です。 最初はフタリシズカ。 以前にヒトリシズカを紹介したのですが、葉がちょっと似ています。 花はヒトリシズカが1本の花茎に咲くのに対して、フタリシズカは1本~数本がつきます。 知らなければただの草ですが、こうしてみると静か・・・二人でも三人でも静かなのは見習わなければならない人も多いですね。
こちらはホウチャクソウ。 下を向いている花が開くことはありません。 色も目立たずおとなしい花です。名前の由来は五重塔の軒下にぶら下がる風鈴みたいなもの-ホウチャク(宝鐸)-だそうです。 ホウチャクは南部鉄器の風鈴を大きくしたものと想像してください。どちらかと言うと杉林などの日陰に咲くことが多いようです。
最後にチョウジソウです。キョウチクトウの仲間で毒があります。湿地に生えていて、今ではほとんど見かけない花で絶滅が心配されています。この写真は野山ではなく自然教育園のものですが、このタイプの花は他にはありませんのでわかりやすいと思います。
色鮮やかな花が多い中で、今日は地味めの花でした。
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