ドブネズミくんのこと
一昨日野川を散歩しているときに、偶然ドブネズミくんに出会いました。 ドブネズミといっても必ずしもドブに棲んでいるわけでもなく、かといって人間の敵というわけでもありません。 確かに都心の繁華街にたくさんいますが、野に住むドブネズミくんは臆病者でいてなかなかの愛嬌者でもあります。 彼に言わせると、なんでモルモットやハムスターは可愛がられるのに、ボクは邪険にされるのだろう?・・・なんだそうです。
ボクが近づいていくと、見つかっていないフリをしながら背後の気配を探っているのがよくわかりました。 かなりオトボケさんです。 もっとも最近人間の営みに堂々と攻め込んでいるのは、ドブネズミよりもクマネズミのほうが多いようです。 都心の繁華街の大きくて黒いネズミはクマネズミです。 またお家の天井裏を走り回るのもクマネズミで、ドブネズミは高いところが苦手です。
さすがにそばまで近寄っていくと、「こりゃかなわん」とまるでウサギのようにピョンピョン飛び跳ねて逃げていってしまいました。 川原で生活するドブネズミは穴を掘って暮らしています。結構泳ぎも得意なんですね。 まあ、そう嫌わずに・・・ネズミがいるうちは災害は襲ってこないといいますからね。
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