樹の刻字展のこと
土曜日に秩父に行ってきました。 といっても釣りではありません。 瀬音の森のメンバーの関根さんの個展を見に行ったのです。
場所は秩父市内の矢尾百貨店の5階展示場。 受付には女子高生が・・・というのも関根さんは先生なので、生徒たちが志で手伝っていたようです。
関根さんの刻字は独特な趣味です。 もともと書道家なのですが、材に字を画くという試みは他には見られないものです。 上の写真はオガタマノキという樹木の材に招霊(オガタマ)と書かれています。 モクレンの仲間ですが、寺社木に多い樹木です。 こうして材に書が入るとなんだか生命が宿ったように見えてしまいます。
次は栝(イブキ)で、たぶん材は貝塚伊吹です。 うちの庭にもありますが、貝塚伊吹は人工の種で、自然種はビャクシンあるいはイブキです。
三枚目は斧折れ樺(オノオレカンバ)とリグナムバイタ。 斧折れ樺は斧が折れるほど硬いことからついた名前ですが、世界にはもっとすごい木があって、右のこげ茶色のリグナムバイタはなんと水に沈むのです。 そんな木があることを教えてくれたのが関根さんでした。
会場着くと、高橋さん、正丸キャンプ場のオーナー杉田さんが来ていて、まもなく吉瀬さん夫妻もやってきました。 土曜日とはいえ偶然に驚きました。 瀬音の森のメンバーには教えてもらうことが本当に沢山あります。
ただ土曜日ということもあって秩父は遠かった・・・行きは3時間半、帰りに3時間。 道路行政はどうなっているのか? 空いていれば2時間で十分着くんですけどね。
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