野良猫のこと
先日刈り取ったカイヅカイブキの残る物置の上で野良猫が眠っていました。 猫は本来自由な動物ですので、野良猫と飼い猫を画す一線は野良犬と飼い犬との境界線よりもあいまいです。 地上で出会うと一目散に逃げるこの野良猫も、ベランダと物置の屋根が行き来できないことを知っているのか、僕が覗いてものんびりしたものです。
野良猫がのんびりできる街は豊かな街だと思います。 それは経済的に豊かとかいうのではなく、野良猫を許容するゆとりがある人が多いという意味合いです。 心のゆとりといってもいいかもしれません。
暑い日差しを避けるように、カイヅカイブキの影でのんびりと眠る猫を見ていて、僕ものんびりした気持ちになりました。
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