ニワゼキショウのこと
時々この季節に見かける花で、以前も調べたのだが、もう名前を忘れてしまっていたのがこのニワゼキショウ。
色のパターンは何種類かあるようで、紫のものも多いのだが、今回見かけたのはこの色のパターン。 白い花の真ん中が紫色になっていて上品。
ニワゼキショウの名前の由来はセキショウというショウブの仲間に葉が似ているかららしいが、セキショウ自体あまり目立たないので私は沢沿いに歩いていてもほとんど気づいていないのである(釣り人のサガか釣っているときは気づかない)。
ちょっとだけ近づくとこんな感じ。 セキショウと似ているといっても、セキショウはサトイモ科ショウブ属でこちらはアヤメ科ニワゼキショウ属と決して縁が近いわけではない。
花は先日のナガミヒナゲシと同じように一日花で単日でしぼんでしまう。 結構はかないのだ。
帰化植物でアメリカ原産。 群生する傾向が強く、日の当たる草地に5月になるとたくさん咲き始める。
見た目にはがんばっているようだけどはかないものだ。
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