大渋滞のこと
家族を連れて伊勢に行ってきた。 2泊3日でお伊勢参りというわけだが、いやはや参った。
東京を出発したのが7時。 東名にはいって間もなく渋滞。 渋滞はそのまま大井松田まで続き、御殿場の手前の鮎沢で11時半。仕方なくPAでランチをし、そこからは何とか流れていたので3時には着くかと思いきや・・・途中さらに20kmクラスの渋滞に巻き込まれ、さらに四日市でまたまた渋滞。 結局450kmの高速道に要した時間は10時間。 平均速度は休憩を差し引くと40km/h以下だった。
翌日はお伊勢参りを早い時間に終えて、午後からは鳥羽水族館そして伊勢志摩パールロードを巡った。 ホテルに戻るとポーターの兄さんが、お客さん早めに神宮に行かれてよかったですね。 今日はぜんぜん車が動かなかったようですよ。 といわれた。 確かに渋滞を避けて走っていたが、交差する幹線道路は駐車場のように止まっていた気がする。
そして今日、帰り道は朝9時に出発し、玉城ICへ抜けるルートで伊勢道へ入った。 途中岡崎で8kmほど、後は横浜ICを頭に20kmで済んだので、帰りに要した時間は7時間ほどだった。
休日の高速渋滞を見ていて気づいたことがある。 普段なら交通集中で渋滞が起こるのだが、休日は上り坂で渋滞が発生する。 時速60km/hまで落ちても速度が落ちたと認識しないドライバーもいて、後続車が右往左往する、それがほぼすべての渋滞のきっかけなのである。 そこで接触事故が起こる。 そうするとそれを見物する渋滞がさらに発生する。
見物渋滞が加わると、渋滞の長さは急激に伸びる。 スピードが悪いという発想では改善など見込めない。 もう少し民度を上げないと駄目だと感じた。 速度低下が事故まで引き起こすということは、上り坂の速度低下を取り締まるべきなのだが、世の中がひっくり返ってもそうならない気がして、むしろ情けなくなる。
中国人のモータリゼイションを馬鹿にする口調のメディアもあるが、日本人も大差は無いことを認識する必要があるだろう。
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