神田川を下るのこと -高井戸駅から浜田山あたり-
神田川は環八をくぐる。 ここには横断歩道はないので一旦改札前まで階段であがり歩道橋を渡る。 駅前だから、幅広い横断歩道をつけてもいいように思うが車優先なのだろう。 この辺りは桜の名所。 春になると川面に垂れ下がるように咲き誇る。
この辺りの川床は写真のような井桁型になる。 この中に石などを詰めることで水を浄化しているのだろう。 透明度も高く、鯉も気持ちよさげだ。
線路をはさんで清掃工場の反対側に昔ながらの井戸があった。 水はちゃんと出る。 しかし井戸かどうかいぶかしい。 たぶん違うような気がした。
神田川のような開渠を歩いていると、時々写真のような大きな土管を目にする。 これは支流からの流れ込み。 増水時に川床を掘らないように、流れ出しはコンクリート敷きになっているのである。
流れ込みが支流でも小川レベルになるとこんな大きな穴が開いている。柏の宮公園近くの堂ノ下橋。 推測するに高速高井戸IC下を流れる多摩川上水から来ているのではないかと思ったが、どの調査本にも載っていない。 南から来る道はこっちに向かって下っているので、昔は短い支流だったと考えるのが適切かもしれない。道のつき方を見ていると高井戸インター下から流れているように思えてならないのである。 甲州街道高井戸の標高が45mでここが40mだから5mの標高差がある。 次回はここも探ってみよう。
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