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2010年12月 6日 (月)

堂所山と景信山のこと (第2編)

[10:15] 登山道に出るとまもなく急な登り。 ここで自分の体重と重力と筋力が完全にアンバランスなのを痛感。

Imgp0116 毎週山行をしている得さんにはすぐにおいてけぼりを食らってしまう。 でも稜線から望む遠い町並みや山並みがきれいで、立ち止まっても得した気分。 道の北側はコナラを中心とした広葉樹、南側はうっそうとした杉植林地。

Imgp0135 空を見上げると半ば落葉したコナラが毛細血管のように枝を伸ばしているのに生命を感じられる。 葉が落ちている分風通しもよく吹き出す汗を乾かしてくれる。

Imgp0147 [10:50] 登山道が南へ曲がると右手に富士山が見え隠れする。 なかなか樹林が切れなくて撮影を許さない。 それでも堂所山の少し手前のピークで視界が開けた。奈良子峠の稜線の向こうに白い羽衣の姿。 誰もが立ち止まってしばし見とれる。

Imgp0151 [10:55] 堂所山(783m)のピークにはベンチが二つある。 先客はひとり。 溢れる汗を拭いて、早めの昼食におにぎりをほおばる。

Imgp0150 ものの数分もすると次々に景信のほうから登山客がやってきた。 「10分で20人以上とすれ違いました」というが、こちらから景信山へ歩く人は少ない。 山頂を離れて歩いていくと、案の定その倍のペースで登山客とすれ違う。 「こんにちわ」の挨拶が面倒になるくらいだ。

Imgp0158 山頂下で陣場山からの道と合流。 こっちがメジャールートである。ここから俄然登山客が増える。 景信山までは約1時間の道程。ところどころの小ピークには巻き道が付いていて楽ができる。

Imgp0182_2 [11:30] 視界はあまりよくないものの気持ちのいいよく踏み固められた道が景信山まで続いている。 景信山への最後の坂道がしんどいが、いい運動だ。 <続く>

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