頭高山(ズッコウヤマ)と渋沢丘陵のこと (3)
頭高山の登山道に入る手前に白山神社がある。 ここには立派な杉が3本そびえている。神奈川県の名木百選にも選ばれたこの杉は、推定樹齢600年とある。 樹高は44m、幹周りは4.9mと堂々としたものだ。
40mを超える樹木は見上げると本当に高いと感じる。 無論これよりも大きな杉は沢山あるが、ほとんど人が立ち寄らない神社(と思われた)にこれだけの杉があることにちょっぴり感動。
苔むした風体もなかなかのものだ。 この裏側に蜂の巣があって、この時期であったのが幸い。暖かい季節は注意が必要かもしれない。
神社の社殿はこじんまりとしていて、お犬様(獅子かも)が見守っている。 右手には演舞台があり、祭りのときはさぞかしにぎわうのだろう。
社殿脇の杉も表の杉に負けず劣らず立派で、樹高はさらに高く46m。 幹周りも4m以上ある。
神社の鳥居の脇の樹木にルリビタキが留まって鳴いていた。 残念ながら目の覚めるような青色の背中は見せてくれなかったが、羽のわき腹のオレンジはきれいだった。
神社を出ると四俣があって、右手に鋭角に折れると頭高山の登山道。 ここからは落ち葉の重なる気持ちのいい登山道だ。 (後述地図 ⑦)
| 固定リンク | 0
コメント