鎌倉アルプスを歩くのこと (1)
うちの会社には誕生日休暇なるものがあり、今日は小生の53歳のその日なのでお休みを取り、午後から鎌倉アルプスに出かけた。アルプスといっても最高地点159mのかわいい里山だ。北鎌倉駅で降りる。 無人駅に近い(一応有人)駅だが、だれも突破したりはしない。多くの観光客が乗降する駅だから、もっと立派でもいいのだが、このほうがむしろ風情がある。
すぐに左に円覚寺の参道が現れる。そのまま線路沿いの道を進む。
横須賀線は驚くなかれ15両編成だから、先ほどの北鎌倉駅で降りるときには東京寄りに乗っているとえらい目にあう。 線路沿いの道をまだまだ歩く。
と、今度は左手にあじさいで有名な明月院の参道が現れるが、これも無視してまっすぐ進むと、県道21号横浜鎌倉線に出る。 ここは交通量が多いので注意しながら狭い歩道を歩く。
鎌倉らしい黒木の塀が続く。もうすぐ建長寺の山門だ。 建長寺までは北鎌倉駅から約1km(15分)の道程。 この間はつまらないと思っていたが意外に家並みが楽しい。
建長寺に入る。 別に寺は見ないが通るのに拝観料(300円)が必要。平日なので参拝客は少ない。 ちなみに建長寺は臨済宗の一本山。13世紀に鎌倉幕府の北条時頼が建てた日本最初の禅寺。だがとっとと奥へ進む。 下水道工事をやっていて少し迂回する。
どん詰まりに階段がある。 ここから山上の半僧坊大権現まで標高50mばかり登る。半僧坊下の天狗は高尾山と同じような感じで、烏天狗と天狗が沢山いる。なかなか壮観だ。
半僧坊の脇に富士見台がある。 今回はかすかにしか富士は見えなかった。 そこで画像を調整してこんな風に見えるようにしてみた。(コントラストを微妙に調整)
どうだ、富士山が見えた。 まあ、朝早く来ればもっとくっきりと見えるのだが、今日は午後の散歩なので致し方ない。
半僧坊を抜けて、勝上嶽(しょうじょうけん)展望台に向かう。ここからさらに標高30mほど上がる。
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