鎌倉アルプスを歩くのこと (2)
少し歩いていくと洞窟がありその上のほうに石像があった。 上がってみたがあまり展望は開けない。 ここはどうやら鷲峰山(しゅうほうざん)で、この像は弘法大師か? しかしあちこちに掘られた穴があるのがこのルートの大きな特徴で、歴史を感じさせる。
このコースはかつて海中にあった凝灰岩の地質が隆起したものらしい。 いたるところに岩場があるが、どこも階段状に削られていて歩きやすい。
頭上でコツコツと枝をたたく音。 見上げるとコゲラがいた。 コゲラはかわいい顔をしているので好きな鳥だ。 しばらくコゲラを眺めていた。
この交差点?が覚園寺への分岐だが、ここはまっすぐ天園に向かう。建長寺に入ってからここまで45分。ルートブックでは50分だからちょうどいいペース。
途中こんなサザエのような岩があった。 名前はないが一般にはサザエ岩で通りそうだ。
大平山(159m)へはいつの間にか到着。 特に印はない。 手前の杭は水道局のもので、地図関連のものではない。
それが残念だからか、そばの金網にこんな板が貼ってある。 なるほど鎌倉市の最高地点か。 外国人のハイカーも多いからか英語の表記もあって親切な板だ。
下から見上げるとこんな岩盤の山になっている。砂岩の岩盤だ。 ちょうどいい凸凹があって、どんなルートも取れる。 いい子供の遊び場になりそうだ。
大平山の東側はゴルフ場。 山頂より高くクラブハウスがそびえているのが興ざめだが、そこからしばらくはこの鉄製の囲いの脇を通ることになる。 この先にある立派な公衆トイレは改修作業中だった。 きれいになるのだろう。
すこし進むと天園。 峠の茶屋があるが、鎌倉プライスだろうと思ったので立ち寄らない。
ここは今度は横浜市の最高地点になっている。 先ほどの大平山よりも20センチ高いらしいが、こっちは店舗であっちは何もない山頂。 大平山のほうがいい。
ここから林の中を徐々に下っていく。 少し日が傾いてきたので急がねば。。。
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