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2011年1月 9日 (日)

読売ランド界隈の自然を歩くのこと

Imgp3313 昨日の登山の筋肉痛が予想より少ないので、今日は近場の林を散策しようと出かけた。 千歳船橋から読売ランド前までは各駅停車で20分ほど。駅のホームは上下線分かれているので桟橋を渡って北口に出る。 迷いそうな道だが、読売ランドへの徒歩看板があるので大丈夫だった。

Imgp3325 民家の間を抜けていくとすぐに多摩緑地保全地区に入り、コナラの落ち葉を踏みながら歩く遊歩道になる。 途中分かれるがここは中腹の道を選択。

Imgp3335 野鳥が豊富だ。 写真はメジロ。これ以外にも色々いた。 見たことのない緑色の野鳥を下草の中に見つけたが同定できなかった。 図鑑で調べたがわからない。 大きさはジョウビタキくらいで色はメジロ色で目の周りに筋が入っていた。

Imgp3348 ここの森は『こもれびの森』という名前で地元のボランティアが保全しているが、開発との闘いでもあるようだ。 森の上は日本女子大のキャンパスなので大丈夫だが、民地は金儲けで転がされるからあっという間にバランスを崩されてしまう。 今日は作業のために道具を持って森に入っていく人たちとすれ違って挨拶を交わした。 瀬音の森のメンバーと同じ雰囲気を感じた。

Imgp3368 大きなコナラにうろがあった。 中を見ると焦げている。 うろはある種、樹木の病気の下でもあるので埋めたりすることはあるのだが、焦がすという治療法は聞いたことがない。 誰かが中でものを燃やしたのだろう。 ひどいことをするなあ。

Imgp3373 気持ちのいい森の道から階段を抜けて尾根筋に上がるとそこはよみうりランドの駐車場。 東京ヴェルディのクラブハウス脇から菅さくら公園に入る。 見晴らしのいい公園だ。 都心方面が樹間から眺望できる。

Imgp3385 公園の桜の樹に沢山のツグミがいた。 ざっと十数羽は桜の樹の間を飛び回っている。 去年は少ないと思ったツグミだが、今年はどこでも多く見かける。

Imgp3405 農業技術支援センターの門の前をさらに進む。 右側は崖っぽい斜面の林になっている。 所々から都心方面がここでも見える。 桜の樹にヤマガラがいた。 シジュウカラはどこにでもいるが、ヤマガラはある程度土着できる自然が必要。 このあたりは自然が多く残っている(保全されている)ことを実感できた。

Imgp3407 坂道を下っていくと寿福寺がある。 禅寺(臨済宗)で創建年代不明。聖徳太子時代という説があれば、室町あたりだろうという説もある。

Imgp3411 なかなか立派な社殿だが、裏のお墓の上はよみうりランド。 アトラクションの音が聞こえてくる。なんとなく違和感を感じた。

Imgp3422 寿福寺から坂を下りていくと、わかりにくいが遊歩道は写真の右手の路地で再び現れる。この路地は地図にないので注意が必要。 地図によると向こう側から登る道があるが、それは通れない。

Imgp3432 しばらく上りが続くが、木製の階段と土の道なので気持ちがいい。 このあたりは竹薮が多い。 ここが崩壊しやすい地勢だからなのだろう。

Imgp3440 小沢城址へ登るこの道には『きたん坂』という名前が付いている。 なぜ「きたん」という名がついたのかは分からないが面白い名前だ。

Imgp3453 小沢城址はただの広場だった。 城主は小沢小太郎で、小沢一郎とは無関係(当たり前か)。源氏の配下の系統だが、この地形が城を作るのに適していたというのは歩いてみれば容易に理解できる。 見晴らしがいい、上から攻撃できる、斜面が急などいろいろ納得。

Imgp3476 ちなみにこの小沢城址は江戸時代にはもうただの山(富士講と呼ばれ、富士山登山の代わりの山)になってしまったらしいが、この地形からここは今でも東京都と神奈川県の県境になっているので、あちこちに県境の杭が打ってあった。

Imgp3489 遊歩道は気持ちのいい尾根筋の登山道になっていて、歩くのが楽しい。ほとんどがコナラやクヌギなどの広葉樹で秋はさぞかしきれいだろう。

Imgp3495 最後のピークは浅間山という。 かわいい祠があり、これは富士の浅間神社の分社のようなものらしく、江戸時代の富士講で周辺の人々はここにお参りをしてから富士吉田まで歩いて富士登山をしたらしい。 昔の人はすごいなあ。

Imgp3528 道はくだりになり、だんだんと沢山の民家の屋根が近づいてきた。 街に降り立つとそこは三沢川沿いの道。 このあたりにはお寺が沢山ある。 昔からの営みを感じた。

この後、寺尾台団地を歩いて読売ランド前駅へ戻った。 近場にもいいところが沢山あるものだ。 これからも色々回ってみたいと思う。

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