さくらがさいたよのこと
朝晩は0度近くまで冷え込むけれど、昼間になると陽だまりが出来、ぽかぽか暖かい場所を見つけてのんびりすることが出来る季節になってきた。日本人の好きなものの代表に富士山と桜がある。震災の爪あとが深すぎて、なかなか花見の話題にはならないが、人間がどうあれ木々はは春を向かえて芽吹き花開くのだ。こうして単純に春夏秋冬を繰り返す姿に、人は元気づけられる。
被災した東北地方では、石油が回らないことで、直接的に被災者として扱われていない山間に住む人々が二次的な被災をしているらしい。マスコミもそこにはまったく触れないが、ところがそういう地域の人が沢山の避難者を受け入れている。 日本人は笑っているときがいちばん我慢しているときでもあるのだ。
自分に出来ることをやるという今の気持ちを忘れてはいけない。樹木や動物たちはいつも自分に出来ることを精一杯やっている。出来ることをやらないのは生きとし生けるもののなかで人間だけなのだ。
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