夏休み山形釣行のこと (4)
さて、3日目は月山のとある沢。この沢はいつもツ抜ける沢。ちょっと気温が高いがアブもそれほど多くない。もう少し標高が低いところはアブだらけなのだがここはOK。30分ほど歩いてから入渓。実は手前の入渓点を私が見逃してしまい、上の方の入渓点から入ることになってしまったため、距離が半減した。(得さん、申し訳ないです)
山道を歩いて疲れた体を沢に降りてクールダウン。ここからだと400mのコースになる。見落としたところからだと2倍強、1kmほどの区間となるので残念なことだ。
すぐに得さんが腹の黄色い岩魚を掛ける。まずまずの型だ。そして交代すると、やはりすぐに岩魚が出てくれた。
しかしここから不思議なことが起こった。400m区間の真ん中200mほどの区間でまったく魚の反応がないのである。この沢でこれまでこんなことはなかった。しかし脱渓予定地点の少し前から反応が戻った。ボサ下のポイントで連続3尾まで引き釣り出す。段々型が大きくなる。このパターンがこの沢の真骨頂。
だが好釣が戻ったのもつかの間、脱渓点に到着。この沢だから不完全燃焼だが、それでも各7尾は釣っているから、普通の沢なら爆釣レベル。まあこんなこともあるかと、もっと上流へ行きたい気持ちを抑えて潔く山道を下った。
しかしいつ来ても気持ちのいい山岳渓流の沢である。雪解け終わる6月下旬からたった3ヶ月ほどだけ楽しめる私の最も好きな釣り場なのである。
| 固定リンク
コメント