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2011年8月28日 (日)

残暑のタウンウォーキングのこと

残暑の中、体がなまるので散歩に出かけた。特に目的なく、定期の範囲内で済ませようという安易で軽薄な散歩である。経堂まで歩いてホームに上がると準急が来た。とりあえず代々木上原で下車。かつて働いたこともあって、路地裏まで記憶がある街である。

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駅の北側、現在は高級住宅街になっているが、戦前は農地で渋谷川の源流だったため、こういう水路跡の細道がある。この水路跡の源流は代々木大山公園近くでそこから代々木上原駅北側に沿って流れ、代々木八幡と山手通りの交差する辺りを通って、富ヶ谷下の代々木深町で「春の小川」の河骨川と合流し宇田川となり、やがて渋谷駅で渋谷川に注いでいた流れ。河骨川が支流だとするとこちらが宇田川の本流筋にあたるのだろうか。

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やがて上原と八幡の間に続く商店街が流れの痕跡となるが、そこに骨董商の古い建物があった。後ろのモダンなデザインのビルとのコントラストが面白い。この辺りは長妻議員のエリアなので、やたらと彼のポスターがある。

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山手通に出ると突如目の前に巨大な煙突が現れる。ちょうど代々木八幡駅の北側になる。これは地下を通る首都高トンネルのハイテク換気塔。なんと45mもの高さ、トンネル内の排気ガスは完全浄化されてきれいな空気になって排出される。こういうハイテクは嬉しい。

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さて、山手通から代々木八幡の地名の由来、代々木八幡宮に立ち寄る。ここは小高い丘になっていて、縄文時代は海岸に突き出た土地だったらしい。今の小田急線は水面下10mくらいになるのだろうか。

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境内には復元された竪穴式住居がある。遺跡の年代はおよそ4500年前。説明板には、この竪穴式住居は夏は10度涼しく、冬は10度暖かいと書かれている。なんだ、縄文人のほうが現代人よりよほどエコで進化した文明をもっているじゃないか。

最近日本家屋が少なくなったが、特に震災復興で建て直しをする場合には、日本家屋での建設に優位な補助をしてくれるといいと思う。 和式の建物が増えると、日本人として嬉しいし、訪れたくもなるように思うのだが。

代々木八幡から参宮橋まで歩くと汗が流れてきたので、明治神宮の森で涼をとる。なぜ森の中はこんなに涼しいのだろうか。 アスファルトの上と神宮の森の中では体感で数度の差が間違いなくある。

最後は新宿南口のモンベルに立ち寄って「見てるだけ」。新宿から帰宅した3時間8kmの散歩だった。

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2011年8月16日 (火)

サギソウふたたびのこと

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日曜日に菩提寺の世田谷妙法寺に旧盆の墓参りに行った。毎年8月から10月に掛けて、寺にはサギソウが並ぶ。まれに空き地に咲いていたりすることもあるが滅多に見られない。なかなか可憐な花だ。

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供養すると心が和む。この感覚は何千年もの間、宗教に関係なく人間が本来持っている感覚なのだろうなと思う。

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2011年8月14日 (日)

モンベルのこと

2ヶ月近くも知らなかった。モンベルの支店が新宿南口にできていた。オープンは6月18日だったらしい。以前はいつも恵比寿に行っていた。そのうち渋谷ハンズ裏の店舗ができたが、そこにはまだ行っていない。恵比寿が駅前なのに渋谷はウザいガキがうじゃうじゃいる中を通って行かんとならんのです。20年ほど前は渋谷センター街で街のオピニオンリーダー的なことまでやっていながら、さすがに五十路を過ぎるとちょっと近寄りにくいのだなあ。

そんなわけで新宿南口のモンベルに立ち寄りアクアボディのシャツを買ったけど、結構ピッチリ肌に張り付くので、おなかぽっこりの体型が見事に強調されるわい。

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新宿南口店の場所は、甲州街道を代々木方面に向かってすぐ、JR東日本本社ビル斜め向かい、マインズタワーの手前です。これで必要時は会社帰りに寄れるのがうれしい。

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2011年8月12日 (金)

夏休み山形釣行のこと (5)

先週の山形釣行の最終はタキタロウで有名な大鳥川。山形県はほとんどの川が最上川の支流といっていいが、別格な川としては最上川河口の近くに河口を持つ赤川。支流に八久和川、梵字川を持つサケマス類の豊富な川である。大鳥川はこの赤川の本流筋といえる。

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泡滝ダムまでは車で行けるがここからは登山道の歩き。しかしそれほど難儀なルートではなく、渓沿いに続く普通の登山道。ただし流れとの標高差が大きく、入渓点は限られる。

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途中8月だというのに雪渓が残っている箇所があった。これぞ朝日の奥山だ。それでも日差しは強く、写真の雪渓もあと1週間は持たないかもしれない。

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30分ほど歩いてから登山道が川に近づいたところで入渓。ナツアカネがたくさん飛んでいる。花崗岩と思われる白い岩が織りなす美しい渓流だ。

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川幅が広いので2人から3人が同時に釣り遡ることができる。ただし水勢があるので、渡渉には難儀する場所もある。岩魚はあちこちに居る。そこそこの良型だ。得さんが尺前後の岩魚を掛け損じた。それでもすぐにそれに近い良型を掛ける。PLAさんも竿を出す。

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大鳥川の岩魚は川の規模が大きいので腹部は白いものが大半。典型的なニッコウイワナタイプで斑点が綺麗だ。

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PLAさんも連釣する岩魚に笑顔。大鳥川はほんとうに豊かな川だと感じながら、釣り上る。ただここ数日25度ほどまでしか気温が上がっていないので、ドピーカンな今日はいささか暑く汗が流れるのが唯一の難点。

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川の規模があるので得さんはフライフィッシング。それが正解で、テンカラだと5割は毛鉤手前で反転してしまうが、ディスタンスの取れるフライには比較的出やすかったようだ。得さん絶好調に釣る。

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何尾目かわからないが、どうも私の毛鉤には8寸くらいまでの岩魚ばかりで、期待の大型が来ない。釣れているので不満を言うとバチが当たるが、これだけいい渓流だと贅沢も言いたくなるから釣り人は勝手だ。

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PLAさんが釣り上げた岩魚をじっと観察している。今日の竿は急場しのぎの補修ものなのでいささか調子が合わないようだったがそれでもきちんと連続して釣るのはさすがである。

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ここまででヘツリが一箇所だけだったが、ここで通ラズが出てきた。しかし左岸を巻くことでクリアできる。のんびりした私はルートを間違ってかなり高いところまで巻いてしまったが(笑)。

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昼食をとった後また釣り上る。冷水沢の出合で得さんがもう満足したというので、脱渓することにした。私は冷水沢を釣りながら上がるが、吊り橋までに1尾しか出せなかった。

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吊り橋横を楽に登山道に取り付くことができるのでちょっと拍子抜けだったが、楽に越したことはない。途中の水場の水が甘くておいしい。

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登山道をてくてく下って行くが、朝日の山奥も今日は暑い暑い。途中崩壊箇所はあるが概ね安全な登山道だから、渓流釣りの下山としては楽チンだ。

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得さんお気に入りの小滝でPLAさんが水をすくいコーヒーを淹れてくれた。湯が沸くまでの間、滝の冷たい風を浴びたので、体もクールダウンして、ひときわコーヒーが美味い!PLAさん、得さん、お疲れ様でした。また大鳥川行きましょう。

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2011年8月10日 (水)

夏休み山形釣行のこと (4)

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さて、3日目は月山のとある沢。この沢はいつもツ抜ける沢。ちょっと気温が高いがアブもそれほど多くない。もう少し標高が低いところはアブだらけなのだがここはOK。30分ほど歩いてから入渓。実は手前の入渓点を私が見逃してしまい、上の方の入渓点から入ることになってしまったため、距離が半減した。(得さん、申し訳ないです)

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山道を歩いて疲れた体を沢に降りてクールダウン。ここからだと400mのコースになる。見落としたところからだと2倍強、1kmほどの区間となるので残念なことだ。

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すぐに得さんが腹の黄色い岩魚を掛ける。まずまずの型だ。そして交代すると、やはりすぐに岩魚が出てくれた。

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しかしここから不思議なことが起こった。400m区間の真ん中200mほどの区間でまったく魚の反応がないのである。この沢でこれまでこんなことはなかった。しかし脱渓予定地点の少し前から反応が戻った。ボサ下のポイントで連続3尾まで引き釣り出す。段々型が大きくなる。このパターンがこの沢の真骨頂。

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だが好釣が戻ったのもつかの間、脱渓点に到着。この沢だから不完全燃焼だが、それでも各7尾は釣っているから、普通の沢なら爆釣レベル。まあこんなこともあるかと、もっと上流へ行きたい気持ちを抑えて潔く山道を下った。

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しかしいつ来ても気持ちのいい山岳渓流の沢である。雪解け終わる6月下旬からたった3ヶ月ほどだけ楽しめる私の最も好きな釣り場なのである。

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2011年8月 9日 (火)

夏休み山形釣行のこと (3)

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山へ向かって伸びる林道・・・こういう道に入ると心がときめく。K川のあと、夕方ちょっとだけH沢で竿を出した。 例年はこの林道を走り、本流の橋をわたるのだが、6月の大雨で橋の左岸がえぐれてしまって通行止になっていた。

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そこで本流を渡り、写真の藪から支流に入渓する。入渓地点は浅いが、その後80cm程の深さの溜まりを渡渉する。股が冷たい。

すぐに竿を出す。ここは嫌というほど魚が出る。早速得さんが良型山女魚を掛けた。

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その直後今度は私が木っ端岩魚を掛け、勢い余って頭上を飛ばした。天空の飛行機を見ているような見事な飛翔だったので、大笑い。

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林道の橋までは150mくらい。いつもはここまでで10尾くらい釣れるのだが、今回は少ない。その代わり型がいい。

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橋の上流で得さんが25cmオーバーの山女魚を釣る。今年はこの沢は本当に型がいい。ただし、蜘蛛の巣がいっぱいで、後に竿をたたむ際にこの蜘蛛の巣を指でこさぎ取ろうとして力が入りすぎ、穂先を折ってしまった。 でもまたまた満足な釣りだったのでよしとしよう。

※東京へ戻ってから穂先はすぐに注文した。盆休みなので入荷は未定とのこと。早く帰ってこい。2本目を折ったら今ちゃんになってしまう。

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2011年8月 7日 (日)

夏休み山形釣行のこと (2)

二日目は県北へ向かう。いつもそこそこの釣りができているK川。ここはかなりの確率で先行者がいるが今回は運良く誰もいなかった。

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車止めから直接入渓しても釣れるのがこの沢の良い所。アブが若干うるさいが、まあ何とか我慢できるレベル。例年は7月の末から旧盆までの2週間がアブの最盛期、今回は完全にその時期の釣行だから、アブを我慢しなければ釣りにならない。

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沢の下流域は岩魚と山女魚の混棲。得さんは岩魚を釣るが、私に出るのは山女魚の方が多かった。流す場所の違いだろうか。得さんが比較的緩い流れを中心に釣っているのに対して、私は流心周辺で掛けることが多かったような気がする。

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段々と沢の核心部に入っていくと、フトコロのある流れになってくる。型も次第に大きくなってくるから楽しみだ。

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7寸ほどの山女魚が出てくれた。沢の茶色っぽい石に合わせて少し黄金色掛かった山女魚である。ただこの沢の底石には滑る石があるので要注意。何度か水中の石に足をとられることがあった。

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珍しいパーマークパターンの山女魚が出た。九州のエノハにはこういう模様があったが、この沢では初めてだ。岩魚との混棲域なので、山女魚もゆっくり目に出る気がする。

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昼食をとった後、上に枝のかかる釣りにくいがフトコロのあるポイントで得さんがなんと尺岩魚を釣った。精悍な顔をした31.5cmの大岩魚である。なんと先月も得さんは尺岩魚を釣っている。なんという猛者だ。久々にこの大きさの岩魚を見た。

最初の堰堤のところで「俺はもう満足した」と得さんが脱渓したが、私は尺岩魚を見せられて釣欲が収まるわけはない。そのまま小一時間堰堤上をやることにした。

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登山道が近づくところまで約50分の釣りで釣果を伸ばし、この沢で16尾を数えるところまで釣ったのだが、27cmどまり。尺岩魚なんてそうそう釣れるものではないし、それが同日に来る確率は極めて低いことを痛感して脱渓。

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脱渓点からは約30分の登山道の下り。強い夏の日差しを豊かな森の樹々の枝が和らげてくれる。大きなカツラの樹がたくさんある。本当に豊かな森なのだ。

残念だったのは車止めに戻ると軽トラが止まっていて、得さんの話では投網とかすみ網とヤスを持って青年が入渓したらしい。根こそぎ岩魚を獲ってしまうのか。ひどい話だ。地元ナンバーだったが、密漁の疑いがある。もし学術的な調査なら致し方ないが、多分前者だろう。残念なことだ。

さて、まだ日が高いので、前回得さんが尺岩魚を釣ったところへ行こうという事になった。アブが飛び回っていてうるさい。早く出発してしまおう。

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2011年8月 6日 (土)

夏休み山形釣行のこと (1)

今年は東電と政府のとんちんかんで滑稽な施策のおかげで8月の第1週に会社が一斉休暇を取ることになった。電気を使ってはいけないという東電が、一方で東北電力に融通しながら自域のユーザーに節電と言っているのはとんちんかん極まりないし、そういう相手に世界最高峰の高値の電気代を払わねばならないというのは気分が悪い。気分が悪い時には自然の中に入るのが一番。

得さんの駐車場でエクストレイルに乗り換え、吉祥寺を出発したのは7:30。4時間半程で寒河江川の支流KD川に到着。先月は水量が多めだったが、まずまずの好釣だったが今回はどうだろうか。

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しばらく岩魚の魚影は薄い。とはいえこの区間はあまり濃い区間ではないので、得さんの言うとおり少し上から入ればよかったかもしれない。ただ、岩魚は時によっている区間いない区間が変化するからやってみなければわからない。

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程なく得さんが最初の1尾を釣った。6寸ほどの元気な岩魚。1尾出ると俄然元気になる。水温は14度だから、活性は高いはず。

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この日の岩魚は余りご機嫌には出てくれなかった。不思議なものだ。釣れたり釣れなかったりするから釣りは面白いのだが、やっぱり釣れたほうがいいに決まっている。

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私にも7寸ほどのイワナが来る。前回は8寸クラスがいくつか出たのだが、今回は型が小さい。もともと型のいい沢ではないが、今回は少し小さいのが多い。

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林道の橋まで釣って上がることにした。これから4日間、釣り三昧だから、初日から飛ばす必要はない。ここまでで私は数尾、得さんは7,8尾釣っていたのではないだろうか。

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林道(舗装路)を歩いているとヒラタクワガタが転がっていたので、竿に止まらせてしばらく一緒に歩く。頑張って生きろよと、サワグルミの下の低木帯に投げ込んでおいた。さあ、明日は県北へ行こう。

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