秋の山形釣行 (1)
今年は毎月山形へ出かけている。5月、6月、7月、8月、9月と5ヶ月連続で、まったく道楽な話である。9月は12日から5日間、山形で釣りをして過ごした。残暑は厳しいが、どんなに汗だくになっても沢に入れば気分爽快だから勝手なものである。(^-^;
初日のT沢の入り口は滝で始まる。一昨年「秀」さんとこの時期に来て良型を沢山釣ったゲンのいい沢である。ところがしばらく遡行しても反応がない。ちょっと焦り気味になるが、この下の区間はもともとそんなに魚影が濃くないので、さっさと飛ばして上流へ進む。
100m余り遡行してようやく最初の1尾。まずまずの型である。樹の下だったので体色が黒っぽいが、8寸ほどの雄の居着き岩魚である。
ここから俄然反応が良くなった。フトコロのあるポイントがあると5割以上の確率で反応あり、気持ちのいい釣りが続いた。ところがこのあと浮石に足を滑らせて転倒、防水でないCASIOのデジカメを沈してしまった。おまけに左の中指を突き指。しかし、へこたれずに何もなかったかのように釣行継続。
反応は良好な状態が続く。 予備に持ってきていたPENTAXの防水カメラに切り替えて撮影。やはり釣りカメラは防水に限る。 ただし画像が良くないのが難点だが、ブログの写真くらいなら何の問題もない。
10尾までは数えていたがもうカウントしていられるペースではなくなった。秋とはいえ気温が高いので反応がいいのだろう。 虫はあまり飛んでいないのだが毛鉤にはよく反応する。
写真がいつもここで終わりにする二又。 このあたりは砂で埋まっていて魚影がなくなった。今回もここで納竿。初日にしては最高の釣りだった。
足元に目を向けるとダイモンジソウが群生している。 夏から初秋に掛けて咲く沢沿いの花。 大きさは2cmほどだが和の雰囲気がする可憐な花である。
沢通しで下る。 途中の抜け道に入って写真のミズナラの巨木に挨拶をする。 この大木に挨拶をするのがここを釣ったときの私の決まりごとになっているのである。
山に感謝して、初日の釣りを爆釣で迎えられたことにひたすら感謝した。
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