秋の山形釣行 (5)
5日目、今日が最終日。前日安楽な溪で釣ったにもかかわらず、身体がかなり疲労困憊している。やはり年を取ると回復しないものだなあ。
月山のとある沢の下流に行くとすでに先行者の車が駐車していた。厳しい上流に行くには身体持たないので、諦めて山の反対側にあるO川に向かう。ところがここにも数人の釣り人が入っている。お~い平日だぞ!って自分のことは棚に上げて思う。
仕方なくさらに上流に向かい堰堤上からの短い区間を釣る事にした。時間にして1時間半ほどの区間だが、反応はまずまずだった。最初の1尾はバラしてしまったが、深みのあるポイントのうち3分の1くらいの確率で岩魚が反応する。
1尾目のサイズは7寸ほど。この川には大きいものもいるので油断は出来ない。続いて2尾目を掛けた。
これはちょっと小さめの6寸。たぶん朝一番で誰かが入ったのだろう。そこここに真新しい足跡がある。それでも反応があるので楽しめる。
しばらくして今日の一番、8寸の岩魚。 気温はぐんぐん上がってくる。 いつもは夏でも比較的涼しいエリアなのだが今日は妙に暑い。 だからこそ先行者の後でも反応してくれるのだと思うとありがたい。
6尾を数えたところで終点の二段堰堤に着いてしまった。短い区間だったがそこそこ楽しめた。ちょっと贅沢な山形の平日釣行も終わりである。 身体は疲労しているのに気持ちだけはもっともっと釣りたいと思っているが、更なる良型は来年に期待しよう。
秋になって渓流釣りのシーズンが終わりを迎える頃になると、ツリフネソウがそれを伝えてくれる。珍しい色のツリフネソウもあって、キツリフネも沢山咲いていた。思い出になる5日間の山形釣行だった。それを盛り上げてくれたそうめにすと倶楽部の面々と、自然豊かな溪に感謝してやまない。
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