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2011年12月26日 (月)

北の丸公園散歩のこと

日曜日は都心散歩。今回は北の丸公園。といってもピンとこないが、武道館といえば誰もがわかる場所。スタートは東西線の竹橋駅。美術館、公文書館前を通り抜けると北の丸公園に入る。首都高の出入り口がいくつもある。

都会の真ん中だが、いったん公園内に入ると車の騒音は遥かかなたに聞こえるくらいになる。不思議なものだ。

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公園の池の上流には素敵な流れが作られている。黄色く敷き詰められた落葉はコナラの葉。流れのところどころに黄葉が溜まっているのもいい。

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モミジの林ではきれいに紅葉の絨毯が広がっていて、寝転がりたい気分になる。

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流れをたどって上って行くと小さな滝がある。当然ながら人工の滝である。それでも林が豊な植生なので雰囲気はとてもいい。

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滝の周辺は気温が低いせいか今頃になって紅葉が紅く色づいている。本当は定点で毎日眺めて、その変化に季節の移ろいを感じるのが風情があるのだが、都会の生活ではなかなか思うようにならない。

九段下へ出ようと武道館に近寄ると数千人はいようかという若者の群れ。UVERworldのライブに並んでいるのだが大半が十代の娘たち。その若者たちを見下ろすように、銀杏の古木がそびえている。

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北の丸ではもっとも大きな銀杏の樹は年の瀬に向けて若者の熱気を吸い、さらに寿命を延ばすように見えた。

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