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2012年5月 2日 (水)

次郎桜のこと

自宅から30分ほど歩いたところに芦花公園がある。 公園の中には徳富蘆花(蘇峰)の旧邸も残る。 南の入り口から入るとお花畑があり、その手前に桜がたくさんある。 そのうちの1本が次郎桜と呼ばれている。

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なかなか見事な桜でたぶんエドヒガンだろうと思う。この桜にはちょっぴり悲しい話の説明板がある。

徳富蘆花が明治40年にこの地へ越してきた折、近所の篠田次郎という聡明な少年がいて、蘆花の勧めで青学に入学した。ところが次郎は貧しくて、学費不足で苦学、真冬の大雪の中でも外套も持たず薄着で牛乳配達をしていたが、学年末試験前に肺炎で亡くなってしまった。重く沈んだ心で葬儀に参列した蘆花に、次郎の父親が持ってきてくれた桜の末裔がこの桜らしい。

苦学生を見かけなくなった昨今、金持ちでないと東大には入れないと言われ、格差が問題になっている。若者がいろんなことにチャレンジできる社会こそが年金問題やその他の問題の解決の基盤になるはずなのだ。 今の政治家はつまらん(大滝秀治風に)。

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次郎桜はとてもきれいな桜だった。

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