山形釣行第2週二日目のこと
水曜日は水曜釣行会、一時はPLAさん、「秀」さんとも都合付かず、単独になるかと思ったが、PLAさんになんとかお付き合いいただいた。 短時間なので、私もいきつけのある朝日山系の渓流。ここはどこからでも入渓できるだけに、いつ頭をハネられるかわからないが、ずっと舗装路が付いていて安楽な渓でもある。
入渓地点ですでに3割方大目の水量にちょっと戸惑う。 山は深くいつまでも水の引かないような水系ではないのだが、遅れた雪解けに先日からの雨が加わって、森の保水力がいっぱいになっているのだろう。
いきなり入渓1投目で岩魚が出た。15cmくらいだがいきなりは嬉しい。PLAさんはまだ仕掛けの準備をしているくらい早いタイミングだった。
川幅いっぱいに流れる水量は普段は右半分くらい。もっとも悪場はないので安心して遡行できるのがこの川の良さでもある。
ところがまだ梅雨明けしていないのにもうブヨが飛び回っている。たまらずPLAさんは持参したネット付き帽子を被った。 この姿、正直ちょっと滑稽でもある。 実際に使っているPLAさん曰く、ラインが見えないのですぐに枝に引っ掛けてしまうのだそうだ。
時折やってられないのか、こうしてネットを上げてしまっている。 ヒゲのマリオが現れた。
水量は多いものの岩魚の反応はある程度ある。 それでも食いが浅くて、きちんと毛鉤に掛かってくれないことも多い。 おおよそ3打数1安打というところか。 写真の岩魚はまずまずの型だったが、これは流芯脇にいた。 かと思うと思いっきり脇の流れにいることがあったりして、この日の付き場が特定できない。
これで平水ならテンカラの天下なのだが、自然相手だから致し方ない。PLAさんは15時には帰宅しなければならないので、13:30くらいまで釣りができるが、もう少ししかない。
水量が多いとイマイチ調子が乗らないとPLAさんが言う。 確かにそのとおりで、遡行に気を使う分疲れてしまいがちなのだ。
予定の時刻に予定の橋まで釣った。 水量を考えると割と早い遡行だったのだと、到着してから思った。 もう少しじっくり釣ればよかったとも思うが、まあこれも学習だ。 それでもそここそ釣れてくれたので大満足。
PLAさん、お忙しいのにお付き合いいただいて感謝いたします。
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