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2012年8月18日 (土)

道志村

渓流釣りを始めた20年ほど昔のこと、足繁く通ったのが道志川だった。 首都圏の山村が都会の人々を呼込む目的で当時はオートキャンプ場が次々と作られていった。 道志村も例外なく、山を削って多くのオートキャンプ場ができた。

今は果たしてどれくらい残っているだろう。 マナーの問題も大きい。 基本は持ち帰り前提だが、都会派のキャンパーは多くのごみを出す傾向にある。 そしてブームが過ぎると朽ちたオートキャンプ場がちらほら見えるようになる。

都会人は国土を消費していく。 徳川家は江戸の街が肥大して秩序を失わないように様々な対策を行った。 しかし今の政府にそんな計画性はない。 高速道路1000円にすれば、街の人々が田舎に行ってダメージを与え、一瞬の景気に溺れた田舎の人々は先祖代々培ったものを失う。 そういう図式にしてはだめだと思う。

国破れて山河あり。 今世紀初め頃の道志村にはこの言葉に近いものがあった。 国民にとっては景気回復なんか糞食らえ、本当に必要なものは手段じゃなくてその先にある安定して豊かな暮らしなのだ。 もし景気が良くなって格差が広がるなら、それは間違った政治だろう。

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何もないが必要なものがすべてある。 それが大事なんだよな。 しばらく道志村へは行っていないが、たぶん淘汰されて本当に必要なものだけがそこにはあるような気がしている。

※ 今回から「・・・のこと」の題名は卒業しました。

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2012年8月 9日 (木)

寒河江アグリランドのこと

寒河江にはいつも立ち寄るスポットがある。ひとつは3種の源泉をかけ流しにしているゆーちぇりー、もうひとつはアグリランド。どちらも同じ場所にある。寒河江サービスエリアのスマートインター出入口のところだ。

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朝9時から18時までの営業。その日の朝採りの果物や野菜もある。しかも安価。寒河江SAに停めてここに歩いてくることも可能。距離は100mほど。

ただ夕方に行くと品切れのものが多いので要注意。

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2012年8月 8日 (水)

焚火オフ2012のこと

さて釣りが終わると大井沢キャンプ場に三々五々集まってくるそうめにすとたち。 平均年齢は50歳を超えそうだが、まだまだ元気いっぱい。明るいうちから盛り上がる。

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但し、今年は東北5大祭りの時期、道路が混んでいるわけではないが、アブの時期に当たってしまった。川原は結構なアブが飛び交っている。しかしもう少し早い時期だと今度はブヨに襲われる。まあ、自然の中で遊ばせてもらっているのだから致し方ない。

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かいぱぱさん特製の芋煮がメインディッシュ。この芋煮が最大のモティベーションといっても過言ではない。山岳渓流で食べるそうめんとここで食べる芋煮はそうめにすと倶楽部の象徴。作ったかいぱぱさんを横目に、はらかずさん、わたべさん、渓酔さんがなべに襲い掛かる。

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夜になってさらに宴は盛り上がる。私の場合もこの集まりのために金曜の夜にひた走り、土曜日に釣りをして野営、日曜日には帰途に着く。

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陽はさらに傾き、月山方面に夕焼けが広がる。今この時期も山頂付近には多くの雪を湛える月山は、すばらしい渓流の山でもある。

こんな機会を毎年アレンジしてくれるPLAさんにはとてもとても感謝。

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2012年8月 7日 (火)

焚火オフ2012初日の釣行のこと

今年もそうめにすとが一堂に会する焚火オフが山形県西川町で行われた。前夜から東北道をひた走り、午前2時頃には集合場所に到着して眠っていた。周りのざわざわした様子で目覚めたのは5時半、仲間が三々五々集まってきた。

私はPLAさん、渓酔さんとOT川へ向かった。先週は雨に打たれて厳しい釣りだったOT川だが、今週は一転してどっピーカン。水量も半減。いやはや思うようにはならないものだ。

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それでも徐々に釣果はアップ。PLAさんも渓酔さんも順調に釣っていた。こういう状況では遡行が速くなってしまうが、なんと前半だけで4kmを釣り上がり戻る8kmの移動。その後も下流に行きさらに歩いたので、10km以上になる。

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型はなかなかだが尺とは行かなかった。ちなみに同時刻に上流に入った都筑師匠は尺を遥かに上回る岩魚を釣っていたのだ。ああ、夢の尺上岩魚。次は釣るぞ。

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2012年8月 3日 (金)

山形釣行第3週最終日のこと

いよいよ私にとっても休暇最終日。 泣いても笑っても職場に復帰しなければならない。今回は岩魚の出が悪く、得さんも鳥さんもあまり釣っていないので、絶対釣れる渓、そう、聖地沢へ案内することにした。

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駐車場で準備を済ませ、藪コキ20分ほどで崖の上に到着。 「ここを降りる」というと二人は信じられないという表情をした。 30m強の崖を降りた際に、なんと鳥さんのブッシュマスター(フライ竿)がどこかへ消えてしまった。この誰も上ったことのない崖を鳥さんは2往復近くしたがついに2番手は見つからなかった。申し訳ない。 本当に厳しい崖として荷造りをしてもらっておけばよかったと反省。

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沢に下りても気分はちょっぴり沈み加減。 致し方ない。 道具を失ったわけだから。 運よく得さんは振出のフライ竿と新規購入したダイワのテンカラ竿を持っていたので、鳥さんは初めてテンカラに挑戦することになった。

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さすがフライの名手だけあって魚の付く筋は百も承知。 すぐに岩魚を掛けたが、テンカラの取り込みを説明していなかった。魚が付くと竿は曲がり、最後はラインを手繰り寄せるのがテンカラだが、フライではそんなことはしないので混乱してしまった。名手の混乱はなかなか面白い。

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得さんも振出のフライ竿がとても振りにくそうだった。竿が柔らかすぎてラインがうまく飛ばないのだ。そして根掛りをはずそうとした折になんと竿が折れてしまった。

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初テンカラの鳥さんはフライと違う合わせにもしばらく苦労していたが、3打数1安打ペースで掛けるようになった。フライではやらないラインを手繰り寄せる取り込みにも慣れ、あっという間に数尾追加。ダイワのテンカラ竿が重くて振りにくいということで、私の竿(シマノ天平)を3人で共有するという面白い釣りになってきた。

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竿を折ってしまった得さんもテンカラで数尾追加。 笑顔で遡行する楽しい釣りになったのは何よりうれしい。

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休憩した淵で二人のギャラリーが見ている前で良型を掛けて私も大満足。今年のこの沢はいつものわんさか魚影ではないが型がいい。 やはりだいぶ流されて間引きになり、大きく成長できたのだろう。

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3人でワイワイ楽しく釣り上がるのはいいもんだ。そうめにすとの釣りも同じだから、何度来ても楽しいと強く感じるのだろう。ただハプニングが多数あったので、5時間コースを上るペースが若干遅れ気味なのが心配になってきた。二人は初めてだから私がペースをコントロールしなければならない。でも1時間ほど遅れている。ちょっと焦りそうになったが、まあいっかと楽しく釣りを継続。

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やっとあと100mほどまで来たときにはやはり1時間以上遅れていたが、まだまだ時間に余裕はあった。「最後のポイントですよ」と私が言った場所でも鳥さんは見事に良型を掛けた。この豊穣の沢に案内してよかった。竿を無くし、竿を折って、岩魚が渋かったらどうしようもなかったが、魚は十分に応えてくれた。

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ゴール地点で満足そうに笑う二人を見て、私はとてもうれしかった。ぬかるんだ登山道を折り車についた。これで休暇は終わりだなあと思うと、後ろ髪を引かれる気持ちだった。

さあ、明日からがんばるぞ!

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2012年8月 2日 (木)

山形釣行第3週二日目のこと

さて2日目は待望のOT川。 M氏の自宅からは近いが東京の我々にとっては別天地の渓である。 天気予報は朝のうち雨のち曇り。 向かう県道は降っていないので、若干の水量アップはあれど期待。

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ところが目的地のダムに着いてみると現地の水量はかなり大目。 これは上流は無理だと見ただけでもわかるくらい。

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いつもは放水していないダムも写真のような状態で、これは下流をやるしかないかと車で林道を下ることにした。

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未練がましくダム下の流れを見下ろす釣り人たち。天気には勝てない。どんなに鍛えても人間は自然には勝てないのだ。

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M氏の愛車はランクル100の最上グレード。 素晴らしいクルーザーだが日本の林道には何しろ大きすぎる。それでも4人乗って移動するのには世界にこれ以上の車はない。準備を整えていざ下流へ向かう。

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3kmほど下流に行くと水量は少なめ、これは釣りになると入渓。鳥さんがまずはバラシ。続いてM氏も大物を掛けるが水中の流木に絡まれて取り込めず。やはりかなり食いは浅い。ここでもそうなのかと半ばあきれ気味。

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M氏はフライフィッシングのベテラン。里見栄正仕込の実践的なフライフィッシングの名手だ。最近はもっぱら海外に興味が向いてきているらしく、自宅でも1mのスチールヘッドを釣った写真を見せていた。

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気がつけばもうお昼。雨がまた降ってきたので樹の下で昼食をとる。午後から回復するはずの天気がその逆である。もっとも山岳渓流で天気に文句は言えない。お天道様に従うまでだ。

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今年の爆弾低気圧はこのあたりにもゲリラ豪雨を降らせた。写真ではわかりにくいが、この岩は幅がバスの2台分、長さはバスの1.5倍以上もある巨岩。 その上に幹径30cmほどのへし折れた樹木が乗っかっている。凄い自然の力である。

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さらに雨足が強まったので私と得さんは雨宿りしていたが、M氏が戻ってこない。 心配はしていない。 それどころか猛者はダム下まで行って釣っているだろうと予測、私がダムまで行ってみると予想通りダム下で深瀬の岩魚を狙っていた。残念ながら岩魚は用心深く、毛鉤を咥えることはなかった。

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「もう上がりましょう」と30mほど上空から声をかけたのが聞こえたのか、M氏はダムの左岸をよじ登り、ダム上のつり橋を渡って戻ってきた。

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ダムから下ると得さんと鳥さんは居なかった。これはバス停まで戻っているなと思ったら、やはりバス停のテントの下で雨宿りしていた。バス停といっても登山客の会員バスで、マイクロバスが下流の集落からここまで1日2便のみ。 テントまで雨は強く全身ずぶ濡れになった。

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アプローチの点ではこういう渓ではフライは絶対的に有利である。 テンカラはかなりの接近戦になるから、水量が増えるととてもつらい。まあそれでもテンカラでがんばるのがそうめにすと?かな。

Mさん、同行ありがとうございました。雨ながらとても楽しい釣りになりました。

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2012年8月 1日 (水)

山形釣行第3週初日のこと

何じゃお前は?といわれそうだが、毎週山形に遠征釣行している。皆に道楽といわれるが、AKBファンや韓流ファンに比べたら取るに足らないレベルだろう。

今回は得さん、鳥さんと同行。前日から新庄のビジネスホテルに宿泊。KY川に到着すると、私が単独で来たときは先行者が2組も居たのに今日は誰も居ない。

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鳥さんはフライ一本槍。得さんは何でもこなす。私はもっぱらテンカラが9割、フライが1割。しかし日本の沢では絶対的にテンカラのほうが釣りやすいと思っている。

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上流へ向かう途中の小沢の上から鳥さんが毛鉤を落とすと小さな岩魚が反応。 掛からないものの楽しい序奏だ。

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沢を分け堰堤を越えた上流から入る。 この区間のほうが型がいいのだ。まずは鳥さんがフライで攻める。なかなか岩魚の反応がない。

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いつもは付いているポイントでまったく反応がないのである。鳥さんが苦戦しているので、得さんに交代するがそれでも音なし。 いったい先月の良型岩魚たちはどうしてしまったのだろう。

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釣れるときは本当に沢山釣れるのだが、今日はまったくおかしい。誰に代わっても毛鉤を見に来る岩魚はいても咥えるものは皆無だった。

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流れはとてもきれいで飲めるくらいだ。周囲も広葉樹に囲まれた自然林で言うことない。これであとは岩魚さえ来てくれればと思いながら2時間が過ぎた。やはりだめである。

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素敵なカツラの巨木が沢山あるのがこの山の特徴である。カツラとサワグルミが豊富で、おそらくクマたちも沢山居ることだろう。それだけ豊かな山なのである。でも今日は岩魚は出ない。彼らにとって休業日なのかもしれない。

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仕方ないのでダム下へ移動した。足がベトコンの湿地帯のように生い茂っていて、その間をこうやって釣るが趣にかけたので、再び上流へ移動。

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上流の手前の区間で、鳥さんと得さんようやく小型ながらそれぞれ岩魚と山女魚を掛けた。この川に魚が居ないことは考えられない。だから今日は集餌しない状況になっているのだ。今年はこういう不思議なことが多い。

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いつも心地よい満足を背中に通り過ぎる仙道の車止めが今日はなんだか違う感じに見えた。まあこんな日もあるべな。

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