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2012年9月18日 (火)

秋の山形釣行 第2日

2日目はテンカラ名人都筑師匠との釣行。 都筑さん、私より10才ほど年上なのだが、30代の若者をして同行はきついと弱音を吐かせるほどの健脚。やはり同行はいささか緊張する。

寒河江の道の駅に早朝に待ち合わせ、そこから2時間掛けて釣り場に向かう。釣り場は毎年訪ねている山形随一の渓流である。車止めに駐車し仕度をする。去年もここから1時間以上歩いてから入渓した。さあ、頑張ろう。

ところが都筑さん20分ほど歩いたところで入渓するという。ここからじゃ上までは行けないと思ったが、疲れずに入渓できれば釣りが楽になる。

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水温は16度だがまだ朝早いので岩魚の反応はない。やはり陽がある程度上がってからがドライ毛鉤の真骨頂である。

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ところが今回は様子が違う。毛鉤を覗きに来る岩魚すら見えないのだ。私が釣れないのはわかる。しかしなんと都筑さんも釣れない。毛鉤を沈めたりアクションを与えたりしても反応はない。入渓してからもう4kmも遡行しているが、出たのはチビ岩魚が1尾。もちろん私はまだボウズである。「この川でボウズはありえないよね」と都筑さん。実際私にとっては、いったい何が起こっているのかわからない心理状態に近かった。

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やっと都筑さんが良型を掛けた。 「居る事はいるんだ」と私も頑張るがやっと1尾目をかけることができたのは脱渓地点まであと数百mのところだった。

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いや、1尾にこれほどほっとしたことはない。例えれば管理釣り場で1尾も釣れないようなものかもしれない。

ところがこの先から次から次へと良型が掛かりはじめた。「なんだなんだ、これまではなんだったんだ?」と思わずつぶやく。先行者がいるならここで急に出るわけがないし、結構とんでもないスピードで遡行しているので、追いつかない訳がない。先行者は絶対にいないと確信できた。

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いやはや最後に帳尻合わせするように沢山出てくれたが、一時はどうなることがと焦った。脱渓して吊橋を渡りながら、この渓はやはり8月までなんだと思うようになっていた。

岩魚は産卵のために遡上する。関東では10月下旬から11月初旬だが、ここは半年雪に埋もれる奥山、11月には雪が積もり始める。そして6月まで雪に閉ざされる。4ヶ月で1年分変化するのである。そういえば最後にバタバタと出た岩魚たちは比較的水深の浅いところにも多くいた。すでに産卵の前段階に入っているのだろう。

後に数日前にここに入った釣友に聞くと、そのときは都筑さんが最初に良型を掛けた1kmほど下流までは出なかったとのことだった。やはり岩魚はある程度まとまって遡上しているとしか思えない。

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帰り道は登山道。 途中最高に美味しい水場があったり、涼しい風が吹いてくる写真の滝があったりして楽しくも楽チンな下りだが、日差しが暑くて参った。今年は残暑が終わらない。きっと秋が短いなと思った。

いつもの倍近い距離を遡行するのに、リードして下さった都筑さんに感謝したい。

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