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2012年11月11日 (日)

瀬音:小菅クリーンアップ

(1週間遅れの記事になりますがご容赦ください)

毎年、もう十数年続いている小菅村の河川清掃ボランティア。 今年はkurooさんが個展を開く準備で参加できないが、野村さんだけでなく加藤さん、イナさん、ハミさんも参加してくれてにぎやかになった。

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早朝自宅を出発して中央道に乗るともう渋滞が始まっていた。行楽客恐るべし、相模湖~調布まで断続渋滞、まだ朝5時過ぎなのに。八王子から吉野街道に変更し7:40頃に小菅小学校に到着。野村さん、加藤さんから渋滞にハマっていると電話が入る。地元の村人たちは三々五々集まってくる。漁協組合長が「河川清掃班は最後の出発最後の帰着だから大丈夫ですよ」というので安心した。

9時をまわった頃野村号、ハミ号も到着した。玉川出合のキャンプ場で加藤源久さんが待っていてくれた。源久さんは村役場の重鎮でBSフジ益田由美の『ちいさな大自然』にも何度か出演しているリバーキーパーの先駆者。このボランティアが始まった頃から、また小菅川のC&Rが始まった頃からの我々の良きガイド。 毎年小菅の自然をいろいろと教えていただけるので、このイベントに授業料を支払ってもいいとさえ思っている。

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今年は台風の襲来がなかったので大型のゴミは少なかった。それでも産廃系のゴミはまだまだ多い。 釣り人のゴミは昔に比べると激減した。かつてはミミズやブドウ虫の容器などが散乱していたのだが、C&R区間外でもきわめて少なくなった。源久さんたちが定期的に清掃していることも大きいのだが、釣り人のゴミが少ないことは素直にうれしい。

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大物はなるべく出会いたくないのだが、それでもガードレールの支柱などが落ちていることがある。ずっと持っていくわけには行かないので、脱渓できるところで車が入れる場所にデポする。水面からは20m以上登らなければならないのでちょっと苦労する。

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東部キャンプ場の下で山女魚をしばし眺めている。ここは夏休みになるとキャンプに来た子供たちがにわか川ガキになって冷たい流れに飛び込む場所。都会の子供たちにとっては別世界だろうが、ぜひ子供たちには恐れずに自然に飛び込んで欲しい。

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イナさんが雄の山女魚の亡骸を見つけた。 良く見るとこの山女魚はまだ動いている。2才か3才か、岩魚と違って山女魚は基本2年、たまに年越しして3年が寿命。 こうして寿命を全うして川の栄養に変わっていく。 最後を人間に看取られる山女魚、川虫に軀を与えてまた山女魚の子孫たちがその川虫を餌にする。自然はうまくできている。

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河川清掃をしながら上を見上げるたびに素晴らしい紅葉に包まれていることを思い出す。ここにいるだけで気持ちがいいのである。さらに川に恩返しが出来ていることでその気持ちよさが増す。

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白沢出合手前まで遡行したところで時間切れになった。 加藤源久さんのご自宅にお邪魔してお茶をいただく。 加藤さんの父上(たぶん90歳くらい)が蜂に囲まれている。 蜜を持っているからなのだが、10匹近い蜂に囲まれても平然としている。恐るべし老人。

清掃が終了した後は、漁協の古菅組合長の計らいで広瀬屋さんで蕎麦会席を頂いた。広瀬屋さんの若旦那も同席。 若旦那は小菅川のリバーキーパーをしている。 今日も我々とは別に上流の清掃を担当された。 実は毎年一緒にやっている方で、ここの若旦那とはつゆ知らず。。。ご馳走様でした。

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午後は組合長のトラウトガーデン(鱒庭)で楽しむ。ここの魚影は恐ろしい。写真を拡大するとわかるのだが、水色が黒いのはすべて魚である。 いやと言うほど釣りをする。 3時をまわって気温がぐっと下がってきたので納竿。

小菅は本当に豊かな村である。お金と便利さはあまりなくても、本当に豊かだとつくづく思う。皆さん、お疲れ様でした。来年もよろしくお願いします。

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