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2013年8月 4日 (日)

山形詣で(郁楓氏と)

山形は何処も荒れていた。そんな中で地元の郁楓氏(通称PLAさん)がとある渓を見に行きたいと言うので、同行した。ここは私も仲間も通いなれた渓。たまに期待を外れることもあるけれど、未だかつてボウズはない渓である。

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記録的集中豪雨のあった大井沢でPLAさんと待ち合わせ。駐車場の真ん中に巨木が横たわっている。数日前までここは流木と倒木が散らばる状態だったのだろう。西川町の早い対応でもうテン場も使えるようになっていて、キャンプしているグループも2組いた。

早速PLAさんの華プリに便乗して渓へ向かう。途中崖崩れ箇所もある。情報では自己責任で通行してくださいとのことらしい。

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早速釣りはじめる。渓は若干増水気味だが、遡行は十分に可能なレベルだった。岩魚は遅めの流速のポイントで出てくれる。かつてDAIWAの伊藤稔氏が説いていた適水勢理論通り。おおむね流速30㎝~50㎝の流れを読めばかなりの確率で反応がある。

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しかし流れは以前とはかなり変わってしまっていた。河畔林の中を新しい流れが通っていたり、潅木がなぎ倒された跡があったりして、ほとんど洪水並みの流れだったことが想像できた。

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遡行は倒木さえ何とかしのげば大丈夫なレベルなので、適当に倒木を回り込む。釣りの方は意外と好調で、PLAさんも次々と岩魚を掛ける。

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ここの平均は20㎝クラスなのだが、結構な良型も出てくれた。1尾出れば満足と言っていたPLAさんも好釣を続けている。昨日の渓よりはポイントの埋まり方が酷くないのが救いなのだろうか。

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ところがここで私が予想だにしない28㎝の山女魚を掛けてしまった。というのもここで山女魚を釣ったのは初めてのこと。PLAさんもそうだという。そういえば去年はここでイワメを釣った。尾びれは若干情けないが、きっと岩魚に追い立てられて2番3番のポイントで生きてきたのだろう。

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脱渓点上流もこんな感じで倒木の連続だった。いやはやすごい水の力だ。林道を降りていくとやはり沢筋のほうがダメージが大きい。

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沢に土砂があふれて道路下にあった排水トンネルを詰まらせ、道路上を土砂が流れた跡があったが、すでに重機が入って沢の流れを導く作業は終わっていた。今回は記録的豪雨にやられて深い傷を負った山形の渓流が、それでも一歩ずつ立ち直っている様子を強く感じることが出来た。そこには当然ながら、山や土木でその立ち直りを補助する人間の姿も見える。そして何よりも渓魚が元気でいてくれたことがうれしかった。

PLAさんの記事:郁楓庵記『 愛 i  渓 k  遊 u 』 にも記事があります。

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