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2013年8月24日 (土)

T沢釣行

8/22の釣行はT沢。今年は豪雨で沢が何処も大荒れなので、登山道や林道のないこの沢を釣るのは多少の勇気が必要だった。旧道の橋から見ると水量は平水だったので、入渓を決める。一旦車を抜け道の出口にデポするため少し戻る。唯一この沢の途中からの抜け道(山菜道)があるのでその出口に車を置いておく。かつてこの山菜道から入られて一番美味しい区間のアタマをハネられた苦い経験がある。

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この右岸の藪をトラバースして滝上に出るとそこからは比較的落差の少ない流れになる。いつもなら前半区間で2~3尾は出るのだが、今回はなかなか反応が無い。ようやく出た岩魚もバラしてしまう。

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この沢は他と違って豪雨の影響が最小限だった。それでも何箇所か崩落箇所があったが、森が安定しているのだろう。水温は11度。夏の水温としては低めだが、源流に雪渓が残っている可能性がある。しばらく遡行するも反応が無い。それでも岩魚が流されることは無いと信じ釣り上るとようやく出始めた。

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この沢は他の同じくらいの規模の沢に比べてサイズが大きめの岩魚がいるのが魅力。昨年は釣友の塚ちゃんを案内したら泣き尺を掛けてくれた。今回は600m遡行したあたりから反応が回復。入渓の滝の標高は820mだったが、標高にして900mを超える辺りからだった。

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ここから嘘のように連続して毛鉤に食いつく岩魚たち。時には1本の流木の下から3尾連続で掛かることも。何度もここには来ているが、こんな反応はそうそうは無い。

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調子のいいところでついに雨が降ってきた。しかし釣れているときは雨も気にならない。ただ水温が急に下がってきた。やはり雪渓が解けているのだろう。急に水温が下がると毛鉤への反応が悪くなるものだが、今回はそうではなかった。

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写真のような小さなポイントから良型の岩魚が出てくれる。10尾くらいまではおおよそカウントしていたが、もうどうでも良くなった。20尾は超えている。源流に近づくと若干岩魚も錆び掛かってくる。

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雨が強まってきたが気にしないで釣っていた。実際には結構降っていたのだろうが釣り人のサガはこういうときには楽観的。

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まもなくいつもの終了ポイントの二股に着くころだが、まだ反応は続いている。本当に岩魚はわからない。出ないときもあるし出るときもある。ウデよりも運なのかもしれない。

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沢山の岩魚が相手をしてくれて楽しめたが、ついに二股まで来てしまった。ここに来てふと我に返ると結構な雨足だ。危ない危ない。小休止を取ってから、沢を下る。

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下りにも楽しみを持って下ると疲れが少ない。いろんな岩や、動植物を認識すると記憶も鮮明になるし、発見もあって楽しい。

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スギゴケの端っこにカジカが鎮座している。スギゴケもカジカも山岳渓流の主である。本人は岩に同化しているつもりなのだろうが、コケの上にいたのでは目立ってしまう。

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面白い岩がある。なんだかお習字の硯のようだ。この岩が前からあったかどうかは記憶が無いが、今回は記憶に刻まれた。よく見ると草履の様でもある。まもなく抜け道の場所に来た。抜け道は踏み跡がわからなくなっているので、知らないとまず道は見つからない。毎年三菜を採りに入る地元の人も少なくなったのだろうか。

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いつものミズナラの巨木に挨拶、山の神として私は拝むことにしている。今日も安全に事故なく釣りをさせてくれたことに感謝した。雨は頭上の枝葉を打って音を立てている。体ばびしょびしょだがどうぜ藪をこく間にまた濡れるからまったく気にしてはいない。心地よい疲れで満足だった。

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