台風報道
地球温暖化が問題になって久しいが、確かに自分が子供の頃とは気候も違ってきている感じがする。温帯だった関東地方が、かつての西日本九州のような気候になっているのである。ミズナラやブナはちょっと危なげなのが南関東の山林。平地ではクマゼミも鳴く。
今年は台風が山手線のように次から次へとやってくるように見える。すでに26号だ。しかし気象庁統計上の平均台風発生個数は25.6個、接近数は11.4個、上陸数は2.7個だから、今年だけが多いと言うわけでもなさそうである。
10年に一度の大きな台風と叫ぶのはちょっと大げさで、過去の大型台風は上陸時の中心気圧が940hPaを切っているから、正確に言うと今年もっとも大きい台風と言うべきだろう。(室戸台風は911hPa)
用心するに越したことはないが、マスコミは大げさに騒ぎすぎる。淡々と客観的な情報を流してもらいたい。昔はそうではなかったのだが、今は東スポみたいな民放も増えている。いや、東スポさんは一本筋が通っているが、一部民放にはそれも無いから、ただの野次馬に成り下がっている。
台風の報道ですらしらけてしまうTVには、もう一度奮起してもらわねば困るのだが。
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