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2014年4月19日 (土)

菅野川(今年の解禁釣行)

暖かい日と寒い日が交互にやってくる、いわば三寒四温の季節になって、漸く毛鉤シーズンに入ろうかという気候になってきた。春は天気の予測が難しくなかなか予定が立てにくいが、来週はGWに入ってしまうので、今週を解禁釣行に決めた。

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菅野川にはたくさんの釣り人が入っていた。ところがいつもの入渓点には誰もいなかった。中央道の渋滞もなかったし今日はついている。早速支度を済ませて堰堤の右岸から川に入った。水量は平水。山梨の大雪の影響はこれくらいの山ではもうなくなっているようだ。

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下流を望むとそこはかつての姿は皆無。きれいに護岸され趣はなくなった。今年菅野川は下流から上流まであちこちで重機を入れて護岸工事を進めている。釣り人には不満だが、住民の皆さんにとっては災害を防ぐ一助なのかもしれない。

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水は意外と冷たい。水温を測ってみると8.1度。この川では3月の水温だろう。これは厳しそうだと予想したが、案の定なかなか反応がない。1時間余り釣っても何も反応がないし、魚影も見えない。やっと深瀬からちょっとサビ気味の岩魚が毛鉤に飛びついた。手元に寄せて写真を撮ろうとしたら、見事に逃げられた。その後しばらくチビヤマメが顔を出すが、毛鉤を咥えられるほどの型ではない。それでも昼食を取ってからは魚が出てくるようになった。

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やっと針にかかるほどヤマメが出たがよく見るとアマゴ。 少しだけ朱点がある。その後徐々に型が大きくなってくれた。

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それでもまだまだ17㎝どまり。基本は放流河川なのでこんなものかもしれないが、この都留漁協管内では良型の情報も多いので、毛鉤は12番~14番、ラインは4Xのまま、それでも反応してくれるのはテンカラだからだろう。

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やがて堰堤に着いた。この堰堤から上では型が小さくなる。なのでポイントごとに慎重に釣る。連続してそこそこの型が毛鉤に反応した。どちらも20㎝以上のまずまずの型だが、残念ながら毛鉤を咥えない。一度出たヤマメは二度は出ない。堰堤の手前でも良型が反応。これも毛鉤のわきに出た。まだ水面の虫を咥えるのに慣れていないのだろうか。

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そして堰堤手前でようやく24㎝のヤマメが登場してくれた。解禁でこの型が出ることは少ない。少なくとも僕の腕ではそうなのだ。何となくいい年になりそうな気がしてきた。単純な脳みそかも。

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川のほとりには春の花アブラチャンが咲いていた。今年はアブラチャンと桜とコブシがほとんど一緒に咲いている。もう少しすると渓魚も毛鉤にたくさん反応してくれるようになるだろう。

ちなみに今日は帰りの中央道もスイスイだった。まだ来月まで高速料金は土日半額なのだが、消費増税でレジャーに出かける人が激減しているのかも知れない。ひどいときは大月まで(から)3時間なんて時もあったが、そういう異常事態はなくなってくれるといい。むしろ平日を安くして、物流コストを下げてくれたほうが国民にとっては喜ばしいと思う。

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