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2014年12月30日 (火)

年波

「寄る年波」という言葉がある。 日本人の平均寿命は男80.2歳、女86.6歳と恐ろしく長い。 死ねない時代になったが、それは大いに喜ぶべきこと。 とはいえ来月57歳になる自分は平均寿命からしてちょうど3分の1を残した辺りで、これからの人生をどう生きるかを本気で考える時期になった。

趣味はいくつかあって仕事に執着しているタイプではないのであまり真剣に考えていない。 生来呑気な性格なので配偶者がかえって老後を心配している。 当の本人はやっぱりあまり考えていないからいつも叱られる。 おまけにメタボなので平均まで生きられないだろうと思われている。 でも精神的なストレスがないから意外に長生きするんじゃなかろうか。

父母はとうに他界している。 母は68歳、父は78歳で逝った。 母は難病リューマチを患っての病死だった。 父は私に似て、いや私が父に似ているのだが、最後は大腸がんだった。 病院ではいつも薬袋に煙草を入れて、看護師さんには「外で薬ですか?」とからかわれていた。亡くなった時も息をするのが面倒だからもういいや、という感じだった。

山口県の故郷から東京へ仏を引っ越してとある寺の墓所に墓を買ったので、ほとんど毎月お参りしている。 お寺の庭にはマンリョウの実がなっていた。 センリョウは見当たらなかった。 季節の自然を愛でる年代になったのか、生きとし生けるものが面白いと感じる。 センリョウは葉の上に実が付くので鳥に食われやすい。 マンリョウは葉の間にあるので・・・といわれるが、あまり鳥がこの実を食べているのを見たことがない。  そんな風物詩である。

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