聖地沢 2015 with PLAさん
2015年7月15日水曜日、『水曜、釣りでしょう』のPLAさんと月山の聖地沢に釣行しました。 今回は昨年のかいぱぱさんとの釣行から1年ぶりの抜け道コース。 去年すでに結構荒れていて途中で迷いそうになったので、今回はGPSルートを確認して進みました。
案の定、去年迷った辺りでまたまた藪に阻まれ迷ってしまいました。 しかしここに20年前から通うPLAさんの記憶と、私のiPhoneのGPSで何とか踏み跡を見つ入渓点に到着することができました。 数年前に同行した時に着けた黄色いペイントが取れ掛かっているので、道すがらPLAさんは赤ペイントを目印につけていきます。
ここからは崖を降下します。 できればザイルが欲しいところですが、20年間同じ場所に雪の重みで倒木化した広葉樹があって、それをつたって下降することができるのです。 毎度不思議に感じるのですが、広葉樹の粘りは大したもので、倒れたまま成長しています。 そして樹木にとって20年というのは短い期間だということもあるでしょう。
崖を下ったあとはまず沢の水で顔を洗いクールダウンします。 毎回ここでこんな風になっていますが、今年は特に気温が高く頭から沢水をかぶりました。 水温は15度ほどなのでとても気持ちがいいのです。
そうめにすとの聖地沢とは言っても割と釣り人は入ります。 去年のかいぱぱさんとの釣行では見事に先行者に追いついてしまいほとんど釣りになりませんでした。 なので今日は十分早めの入渓をしたのですが、今一つ岩魚の出が渋いのです。 まるで9月のような感じでした。
この沢はいつも釣果を裏切らず、ツ抜けどころか30尾以上釣れることも多いのですが、今日はかなりシビアな反応です。 例年なら毛鉤を落とせば我先に飛びついてくる岩魚が、用心深く毛鉤の手前でターンすることもありました。
それでもPLAさんはボチボチ釣りあげていきます。 最近だいぶスリムになって動きが良くなってきたPLAさん、それに比べて相変わらずメタボの私。 見習ってダイエットしなければとこういうときは本気で思います。
後半に入り、ちょっとぼーっとしてきました。 どうも熱中症気味になっているようです。 自覚症状を感じていたのですが、PLAさんから「顔が真っ赤ですね、熱中症ではないですか?」といわれてやはりそうかと納得。 少し休みながらの釣行になりました。
それでも沢の岩魚は遊んでくれるので頑張って釣っていたのですが、脱渓点まで1時間くらいのところからはかなりの脱水症状になりかけてきました。 平らなところでしばらく寝て、顔を冷やして、休憩せざるを得なくなってしまい、PLAさんに世話をかけてしまいました。
しばらく寝ていたら楽になってきたので、杣道を下っていきました。 一人だったらどうだったろうと考えると、こういう山岳渓流では同行者がいることは本当に心強いのだと改めて感じました。 PLAさん、ありがとうございました。
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