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2015年11月26日 (木)

六本木~三田の坂 (2)

小心者の私は歌舞伎町や六本木の様な超のつく繁華街は苦手だ。 しかし六本木交差点の周りにはそこそこの坂がいくつもあるから午前中の時間帯を選んで歩いた。 誰もが知っている六本木アマンド。 昔はアマンドの前というのが待ち合わせの定番だった。 その六本木交差点の十字路の脇からちょろっと別方向に下るのが芋洗坂。

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元来は警察署の方に行く道が芋洗坂だったが、いつからか誰もがこの坂を芋洗坂と呼ぶようになった。 芋問屋があったという説もある。 少し下ったところにスイートベイジルというライブハウスがあったのだが、今は建て直しか何かで更地になっていた。 その先の変則交差点を左に上がると饂飩坂だ。

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天明時代1780年代ここに松屋伊兵衛という饂飩屋があったためにそう呼ばれるようになったらしい。 江戸って蕎麦屋が定番なのに饂飩屋は珍しいかもしれない。 饂飩坂を上ると大通りに出る。 大通りを東京タワー方向に少し歩いてドンキホーテ先の信号を右に下り、東洋英和のある麻布区民センター角を左に入ると突き当りが麻布テラスという高級住宅。 そこを右折すると於多福坂。

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於多福坂はなかなか魅力的な坂。 直線部分が多いが二段坂になっていて、江戸の坂っぽい。 また坂の上段は両側から石垣が迫ってきて風情がある。

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坂は中盤で平らになるが最後にまだ大きく下る。 下から二段坂を1枚に撮れないかやってみたが身長が3mくらい足りなかった。 この二段坂が顔の真ん中が低いオタフクに似ているという事で於多福の名が付いたらしい。 江戸っ子は時折こういう突拍子もない名前を付ける。

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於多福坂を下りきると突き当り。 そこを右に曲がると車止めのある急坂が現れる。 昔は平板のガードレールが道路に直角に埋められていたが、今はパイプのガードレールに変わっている。

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この坂が潮見坂。 かつては江戸の海が見えたらしいが、今日ビルだらけの港区麻布で見える訳もなく、しかし潮見坂とか汐見坂という名の坂はあちこちにある。 坂上からなんとなく見えたつもりになるだけでも、タイムスリップできたようで悪くない。

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潮見坂もクランクの坂である。 坂の上もどこもかしこも高級住宅街で、ポルシェやジャガーがゴロゴロしている。 そして坂が多いからかどうかは知らないが、見かける女性はスレンダーかつ健康的で誰もがミランダ・カーのように見えてしまう。 もっとも東京の場合、高級住宅地=坂というのは定番の組み合わせではないかと思う。

この後はちょっと庶民の匂いが残る麻布の街へ降りていく。

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