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2016年2月16日 (火)

春日・白山の坂 (4)

御殿坂を再び坂上に上り小石川台地の上を北に向かう。 東洋大学京北中学高等学校前の交差点を左に進み、2本目の細い路地を右折。 しばらく進むと白山通り手前で急に下り坂になる。 何という事のない坂。

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説明板に逸見坂とある。 逸見という名の武家屋敷がありそれに由来する。 ちょうど白山神社の向かいになるが、江戸時代には白山通りはなく、この先が白山権現だった。 白山権現は綱吉の白山御殿の屋敷神とされ今ではアジサイの名所にもなっている。

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白山通りを対岸に渡り北上、京華高校を過ぎて3本目の路地を入るとその奥が暗闇坂。 1本目の辻が変則十字路になっていてその先から急激に高度を上げる。江戸時代は周りが武家屋敷で樹木が生い茂り暗い道だったようだ。

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傾斜はかなりのもので、小石川台地と本郷台地に挟まれた白山神社の小さな台地の裏山に当たるエリア。明治初期の地図にも道はあるが周りは「雑樹」と記されている。 まさに坂道が時代を越えて当時の風景を想像させるような場所。 この辺り白山4丁目、5丁目は昭和41年までは原町という地名だった。辺り一面野原だったが家が建ち始めたので原町と呼んだ。

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白山通りに戻り西側に横断、一行院坂に入る。  坂上の北側に浄土宗の天暁山一行院がある。 1626年に建立されたが、開山は1817年とある。4月にはきれいな枝垂桜が咲く。

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再び白山通りに下りて、白山下から旧白山通りを上って行く。 昔からの白山のメイン道路である。 かつては路面電車が上っていた坂道だった。 この坂の名を薬師坂という。

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小石川方面からの道が江戸時代から複雑に交差するのが白山下でその様子は現代でも変わらない。

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