千石・大塚の坂 (3)
インフルエンザに掛かってしまい会社を休んだ。 その為に仕事が詰まってしまい毎日に余裕がなくなって、1か月もブログを放置してしまった。 こういうものはマメにやらないといけない。
さて、猫又坂下から不忍通りを西に進むと大通りが緩やかな坂で上っている。だらだらした坂だが、道幅が広いので余計に傾斜が緩やかに見える。 しばらく上ってから猫又坂を振り返るとそこが千川の川跡だと判るくらい谷になっている。
この坂の名は白鷺坂。 500mもだらだらと続いている。江戸時代にこの辺りは伊予宇和島藩主伊達家の屋敷で邸内の池などに白鷺がたくさんいたのでそう呼ばれるようになったらしい。坂上の北側に本伝寺という広い日蓮宗の寺がある。
白鷺坂を上りきると大塚三丁目の交差点。 国道254号と交差する。 この交差点から今でも富士が見えるという話があるが真偽はわからない。 交差点から先はその為に富士見坂と呼ばれている。
坂下通りまでは急勾配の坂だが、道幅が広いので実際ほどの傾斜を感じない。 坂を下って右に入っていくのが坂下通り。 道なりにずっと行くとサンシャインシティ。 しかし今日はそこまでいかない。
坂下通りには吹上稲荷がある。2代将軍徳川秀忠が日光山から稲荷の神体を賜り、江戸城内吹上御殿内に「東稲荷宮」と称したのが始まり。 植え込みに落ちている石には牛つなぎの石などもあってお宝が眠っていそうな気配。
坂下通りに戻り進み交番の交差点を左折すると開運坂。 由来はわからない。 ちょっと宗教チックな人が多いのでなぜだろうと思ったら坂の上に成長の家の施設があった。再び坂を下って交番の交差点を直進して裏道から新大塚駅に出た。
3
| 固定リンク | 0
コメント