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2016年8月 7日 (日)

2016年8月置賜の川 (2)

PLAさんと釣行した沢に翌日も行ってみた。 水量が少し落ちていればとてもいい状況になると思ったからだ。 少し早めに到着したせいか、水温が前日よりも1度低い。 まあぼちぼちやってみるかと入渓。

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前日に偏向グラスを藪こきで紛失してしまったのだが、同じルートで藪を抜ける途中に見つけた。 これは運がいい。 そう思ったが、まだ朝早いせいか毛鉤への反応は全くない。 しばらく遡行するも、どうも昨日よりも悪い感じがする。

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まだ川面に朝もやが立っている。 水量は前日よりも2割ほど落ちてベストな状態なのだが、絶対付いている場所で反応しない。 じっと水中の動きを見ていると魚はいる。 すこし時間をおくために休憩した。

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徐々に反応が出始めたが、中型(5~6寸)が中心で良型はまだ出ない。 それでもボチボチ7~8寸が出た。 のんびり写真を撮ろうとしていたすきに逃げられること2回。 どうも間抜けている。

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リリースした岩魚は少し水中で回復させるようにしてリリースするのだが、時々パニックになって水の少ない方へ逃げる者がいる。 そして進退窮まって写真の様に石に頭をあててフリーズ状態になったりするのもいて、岩魚は愛嬌者で面白い。

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型は最大でも25㎝どまりなのが残念だが、気が付くと予想尾数をとうに超えている。 魚影はや はり濃い。 と言っても6~7割は5~6寸の1年魚だが、それだけ釣れるとなんとなく上手くなったような気になってくるから不思議だ。  もっとも魚影がもっと濃い沢はほかにもある。 今日は雨のあとの水量が落ち着きつつあるベストタイミングだっただけの話である。 もっと慎重にアプローチして、丁寧に釣っていれば大型も出た可能性があると、あとから反省した。

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今日の驚きは、なんとずっと上流で良型の山女魚が出てくれたこと。 背高のきれいな山女魚が、こんな場所まで上がっているとは驚いた。 きっとかなり水が高くなったので、どんどん上がってしまったんだろう。 ここでは何度も釣っているが、こんな上流で山女魚が出たことはない。

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ただ雨後とはいえ、凄い量の蜘蛛の巣が沢を渡すように張り巡らされているので、最初の数投で蜘蛛の巣を払い、糸にまとわりついた蜘蛛の巣を取り払ってから再びポイントに毛鉤を投じるというめんどくさい釣りになるのは致し方ない沢なのだ。

そして上流に行けば行くほど枝も低くかかってくるので、さすがに毛鉤は10本くらい消費した。そういえば最初にこの沢にPLAさんと入った時は、どうぞどうぞ合戦(ダチョウ倶楽部)っぽくなった。 最初にやると蜘蛛の巣で仕掛けがぐちゃぐちゃになる。 仕方なく待っている相方にいちばんおいしい状態を提供せざるを得なくなるのだ。 それも面白い釣り。

今回の最大の試練は釣り終わった後にやってきた。林道に上がって下る間中、50匹以上のメジロアブが私を取り囲んで、私はかみつきの刑に処せられるのだ。 相手は全身飛び道具だから、走ろうが跳ぼうがが容赦なく付きまとう。 ブヨみたいに噛まれた痕が腫れないのが救いではあるけれど、決していいもんじゃない。 タオルを顔に巻いて防御しても、服の上からかみついてくる。なんて奴らだ。 車に戻るまでしばらくはその戦いでかなり体力と精神力を消費してしまった。

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帰りに最奥の集落にある庚申塔と草木塔を拝みに立ち寄った。 こうして楽しく釣りができるのも、ここに住む人々がこの山と森と里を守ってくれているから。 持ち帰って食べることはなくなったが、食べるときと同じように深く感謝して山を下りた。

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2016年8月置賜の川 (1)

8月の第1週にオフを取り山形へ向かった。天候は福島山形県境で部分的に荒れ模様。雨は上がったもののまだ水位が高そうな様子だった。 道の駅で朝方PLAさんと待ち合わせ。 出発時にバッテリートラブルを起こしながらもほぼ時間通りにPLAさんがやって来た。 この水況でどこに入るかはとても重要なポイントだ。

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当初の予定だったH沢は2倍近い水量でちょっと遡行に難儀しそうな状態だったので、M沢に入ることにした。 未釣の渓なのでどうなるかはわからないが水量は遡行も難なくできそうだった。 最初からPLAさんの毛鉤に岩魚が反応する。 これはイケるのでは、と釣り上る。

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PLAさんの毛鉤には愛想のいいM沢の岩魚。 しかし私の毛鉤には反応しない。 これまでもそういうことはたくさんあったし、反対の時もあったから、いる事さえわかっていればいつか釣れると安心していた。

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しかし、沢の分岐まで釣っても結局私の毛鉤には反応しなかった。 この沢は戻りは沢通しなので、ここでどうするか相談して、戻ることにした。 岩魚の魚影が薄いからである。 しかも型が今一つだった。 しかし増水時の逃げ場としては悪くない沢だった。

一旦林道を戻り下り、県道までもどって目的の沢に向かう。 実は中流の水況を見て、朝一番いったんこちらの沢に向かったのだが、時間雨量で通行止めになっていたので、オプションとして前述の釣り場にしたのだった。 しかしもう道路は通行可になっていて、目的の沢にたどり着くことができた。

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「じゃあいつもの本流差しの山女魚ポイントを攻めて」と言いながら以前に良型ヤマメを釣ったポイントに毛鉤を流すといきなりまた良型の山女魚が毛鉤に食いついてきた。 あまりに狙い通り過ぎて変な感じだったが、まあ気持ちは良いものだ。

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水量は平水の5割増し。 いつもは乾いている石がすべて水の中だが、岩魚はマメに反応してくれる。 小型中型が多い。 この沢は水次第の所がある。 水があれば反応はいい。 渇水になると途端に出なくなる。

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まもなく深瀬でPLAさんが大型を掛けた。 なかなか寄せられない。 この沢では何度か尺上も出ているので「尺だ尺だ」とはやし立てて応援した。 本当に良型の岩魚だったが、PLAさんは一応計測するという。

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残念ながら9寸強、もうちょっとで尺岩魚だった。 しかしとてもきれいな岩魚だった。 岩魚は大きくなると用心深くなる。 それを釣るのは半分運、半分腕である。 でもPLAさんは毎年尺岩魚を釣っている名手。 釣った瞬間に「尺かも」と思わせる元気な岩魚だった。

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昼はそうめにすと倶楽部恒例の儀式、沢でそうめん。 PLAさんがつゆを始め一式を担いできた。 コッヘルでそうめんをゆでて、タモ網で沢で冷水に浸す。 沢の水は15度。 冷たいとは言えないが、沢で食すそうめんは本当に美味い。 今年もそうめんが食べられてとても楽しい釣行になった。 PLAさんに多謝。

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