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2016年12月 1日 (木)

中坂(千代田区九段下)

東京23区に中坂は5ヶ所(以上)ある。千代田区にも2ヶ所。九段下の中坂は九段坂と冬青木坂(モチノキザカ)の間にある。ここは20年近く昔、長女の中学校の下見に和洋九段女子中学校を訪問したことがある。ちょうどその中学校の前に、硯友社跡の説明板があった。明治時代の文学結社で「我楽多文庫」を発刊、中心人物は尾崎紅葉。

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九段坂も中坂も冬青木坂も江戸時代からあった坂道。周辺はすべて武家屋敷だったがこの3本の坂に挟まれた一角だけは町屋だった。坂の途中には築土神社がある。祭神は平将門。太田道灌が北西の鎮守としてここに造営した。

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坂上にある標柱には、「この坂を中坂といいます。「御府内沿革図書」によると,元禄三年頃(1690)までは武家地となっており坂はできていませんが,元禄十年(1697)の図以降になると 中坂が記載され,元禄十四年(1701)以降の図には世継稲荷神社もみることができます。なお,「新撰東京名所図会」には「中坂は,九段坂の北方に在り。もと飯田坂といへり。飯田喜兵衛の居住せし地なるに因れり中坂と称するは,冬青(もちのき)坂と九段坂との中間に在るを以てなり。むかし神田祭の山車等は,皆此坂より登り来れるを例とせり。」とかかれています。」とある。

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きれいな舗装路となった現在でもなかなかの勾配。坂を下りきると目白通り。この辺りで聞くと違和感があるが、九段下から谷原の先の関越入口までが目白通りなのだ。

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